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農家に聞く、阿賀野市の米農業


〜はじめに〜


 私たち2人は今回新潟県阿賀野市の農業について調べました。このトピックを選んだ理由は、メンバーの1人である清水の実家が農家であり、日頃からどのような仕事をしているのか、とても興味が湧いたからです。
 農業は、人々の生活に密接な関わりを持つ重要な産業です。中でも米農業は、日本の主食である米を生産するため、特に注目されています。
 今回の取材では、そんな米農業についての様々なことを調べました。


〜阿賀野市について〜

 まずはじめに、阿賀野市は一体どこにあるのか説明します。阿賀野市は新潟県下越地方に位置する市です。新潟市と新発田市の間にあり、有名なものとしてはヤスダヨーグルトやサントピアワールドなどが挙げられます。


〜米の作り方〜

 では、阿賀野市の農家、清水さんが実際に行っているお米の作り方と年間のスケジュールを紹介します。

  • 3月   下旬ごろから土詰め

  • 4月   種まき

  • 5月   田植え

  • 6-9月  水の管理

  • 9-10月  9月下旬から稲刈りと収穫

     上記が主な年間スケジュールです。
 7月の今の時期はお金の動きなど1年間の計画をする期間だそうです。農家の収入は月々ではなく一気に入ってくるので、お金の動かし方を計画するというのはとても重要なことだそうです。

〜清水家の特徴〜

 次に、今回取材した清水さんに自身の米作りの特徴をお聞きしました。


Q.   敷地の面積はどのくらいですか?

A. 約1万5000平米(15ヘクタール)です。
        ※15ヘクタール=東京ドーム役3.2個分


Q.   何の品種を使っていますか?また、なぜその品種を選んだのですか?

A.   うちではコシヒカリ、こしいぶき、もち米を作っています。特に人気で有名なコシヒカリを一番多く作っています。


Q.   清水さんのお米の特徴は何ですか?

A.   ツヤと粘り気があり、うまみが強いことです。


Q.   農薬は使っていますか?また、何を使っていますか?

A.   有機質肥料を使っています。


Q.   どこに販売していますか?

A.   農協JAに出荷、または個別に販売しています。



〜清水さんの思い〜

 最後に、取材をした清水さんの農業に対しての考えや今後についてお聞きしました。


Q.   農家を目指したきっかけを教えてください。

A.   家がずっと農家だったので、後を継ぐために農家になりました。


Q.   今までで一番大変だっことは何ですか?また、それをどのように乗り越えましたか?

A.   数年前に台風が起きて稲がかなり倒れ、風も吹いて大打撃を受けました。しかし思いの外酷い事態ではなかったので何とか出荷することができました。


Q.   どんな人が農家に向いていると思いますか?

A.   自然が好きだったり、1年を通しての長期仕事なのでそれに飽きずに頑張れる根強い人だと思います。


Q.   お米を作るためにしているこだわりはありますか?

A.   毎日の田んぼの水管理はこだわっています。


Q.   この仕事のやりがいは何でしょうか?

A. 1年かけて育てることで、年々お米への愛着が湧いてきます。さらに、日々手をかけて育ててきたお米を収穫する時は本当に嬉しいです。


Q.   最近困っていることや問題点はありますか?

A.   今すぐ解決しなければならないことはないですが、後継者がいないことは問題視しています。


Q.   今後挑戦してみたいことはありますか?

A.   今後は後継者を見つけていきたいです。



〜さいごに〜


実際にとれたお米

 どうでしたか?普段はなかなか聞けない農家の事情について、たくさん知ることができたのではないでしょうか。農業と言ったら「農作業」のイメージがありましたがお金の管理など全てのことをやらなくてはならないということを改めて理解しました。そして、それもやりがいになるのだと感じました。
 農業は私たちの生活に欠かせない重要な産業ですが、その裏には多くの苦労や挑戦があります。農家の方々の熱意や努力には本当に頭が下がります。また、農業に関心を持つ人々にとっても、この記事が少しでも興味深く、学びに繋がったら嬉しいです。




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