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田舎のバーベキューに出てきたテッポウムシ

こんにちは。
防虫ライターの丸永(マルエイ)です。
本日のテーマは「田舎のバーベキューに出てきたテッポウムシ」というお話。
先日、コオロギ食うより大豆食べてというお話を書かさせて頂きました。

今回も昆虫食についてです。
田舎にいけばいくほど昆虫が盛んに食べられていたようです。
イナゴ、ヘゴ、ハチの子、テッポウムシと…
今でもたいへん食べられている地域も中にはあるようです。
先日、バーベキューの時に出てきたテッポウムシを食べて見ろという半ば強引なおすすめに断りきれず、初めてテッポウムシを頂いてみることにしました。

テッポウムシはカミキリムシの幼虫


こんがり焼けててもなかなか箸がテッポウムシまで届きません…
覚悟決めて食べたものの…
う〜ん…何とも言えないけどほどよく甘みがあるバターを食べているかのようでした。
美味しいかどうか聞かれると個人的には苦手な味かもしれません…
実はこのテッポウムシは山師(山でお仕事する人)にとって貴重なタンパク源ということで、見つけた時は生で食べていたそうです。
食べ方としては顔の部分は食いちぎって食べなければいけなくて、もしテッポウムシが生きていた場合には腹を食い破られる恐れがあることから、顔は食べないようにしていたといいます。
そのほかにもヘゴやハチの子、イナゴなどたへいん食べて育ったというむかし話を聞きながら昆虫食の話で盛り上がっていました。
そこで田舎の皆さんにコオロギは食べたことがありますか?

コオロギ

と聞いたところ、その場には数十名ほどおりましたが、
「コオロギを食べたことは一度もねーなー」
という返答が返ってきてビックリしました。
誰一人として過去にコオロギを食べたことがないという解答には驚きました。
やはり先人たちの食生活の中でタンパク源だからといってコオロギを食した歴史はなく、現在はテレビや政府政策で執拗にコオロギ食だという方針には身の毛もよだつ気がします。
コオロギを漢字で書くと蛩とも書くようで、
コオロギ=恐ろしい虫
として解釈されていたのかもしれません。
またコオロギの体内にいるボツリスヌ菌は食中毒を引き起こして死に至らすめることを先人たちは知っていたために、食べることはせず恐ろしい虫として漢字の中当てはめたのではないかと個人的には解釈しています。
コオロギ食がいけないというわけではありませんが、先人たちの中でも食べてきたという歴史はなく、むしろ漢字にまで蛩としたことには大きな意味があるように思います。
この先、コオロギ食が増えると自然界のコオロギまでその場で食べてしまい、食中毒を引き起こす可能性が無いとはいえません。
ボツリスヌ菌は100度の熱でも耐える菌なので湯通ししたぐらいでは死滅しません。
さらに毒素はかなり高いので十分注意が必要です。
コオロギ食だけでなく食べれるのかどうかはご自身でもよく調べてみてください。
いくらタンパク源が豊富だからと言ってむやみやたらに何でも口にしてもいいと言うわけではありません。
食べてはいけない食材もあるということを知っておいてください。
本日も一読くださいましてありがとうございます。
またお会いしましょう。
バイバイ‼️


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