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文化財の敷居がシロアリに…

こんにちは。
防虫ライターの丸永(マルエイ)です。
本日のテーマは「文化財の敷居がシロアリに…」というお話。
2年ほど前になりますが、文化財の建物の敷居がシロアリに食べられているということで建物全体のシロアリ駆除工事させて頂きました。
私はこれまで由緒ある古民家や神社仏閣、文化財の建物のシロアリ駆除を数多く工事させて頂きました。
その中でもやはり文化財という建物は別格な扱いで施工も難しいために私に施工依頼が多くあります。
この文化財の建物もシロアリに食害されており、敷居の補修も当方へ依頼されました。

取り外した敷居

このシロアリに食べられてバサバサになった敷居は使いものになりませんので、新しい敷居を造作してほしいと依頼されました。
ウチのお客さんの大工工事を全てお願いしている吉川棟梁に新しい敷居を作ってもらうことにしました。

敷居をノミで掘る吉川棟梁

敷居の溝を掘り鉋(かんな)をかけて丁寧に仕上げて行きます。

仕上げの鉋掛け

吉川棟梁の腕が光るお仕事です。

ヒノキで作った敷居

どうですか?
この敷居を1時間ちょっとばっかりの時間で作ってはめ込んでしまうのですからさすが職人さんです。

作った敷居の高さを合わせる

敷居の高さを合わせる細かい調整をしていきます。
木目がきれいですね。

新しい敷居の完成

敷居の高さを調整して畳をもどしたら新しい敷居の完成です。
実はシロアリに食べられてしまってもこのように腕の良い棟梁なら直してくれます。
ぜひ腕の良い棟梁をお抱えにすることをお勧めします。
本日も一読くださいましてありがとうございます。
またお会いしましょう。
バイバイ‼️



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ご案内後はお客様ご自身でお取り継ぎをお願い致しております。


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