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雨みっか、の日


2023.3.26
日曜日。

きょうはいちにちずっと雨、の予報。

風呂場に干しておいた合羽(上下)を着て
朝早くから、庭へ出る。

まずは、残しておいた苗を植える。 

例えば、エキウム・ブルーベッダーを
薔薇の足元ににひとつ。
アネモネの奥にも
エキウム・ブルーベッダーをふたつ


そのあとは
容赦ない雨のなか、

家の北側の、

薔薇と
蔓薔薇と
紫陽花の剪定をやった。

(冬のあいだに、
やる予定だったが
手が回らなかった)


薔薇は、枯れている枝が
何本もあった。

いのちを、若い枝に託して
永遠に黙した太い枝。

のこぎりの刃を当てれば
すか、と、簡単に折れた。

紫陽花も、同様だった。

庭の東へ移動し、
酔芙蓉と木槿の剪定もした。

酔芙蓉は、昨年
思い切って、強く剪定したら

とても綺麗に
たくさん、咲いた。

去年の、酔芙蓉。
朝焼けと一緒に撮った。


これは、綺麗に咲いた
庭の酔芙蓉の花を見て書いた
小さなオハナシ。


今年はどうしようか、と悩み
とりあえず、枯れた実がついている
細い枝だけを剪った。


雨脚は、一度も弱まらず
それが却って、清々しかった。

やれることをやり、
濡れた合羽や手袋を洗い、

午後2時半のバスに乗って
アパートへ帰った。


春の雨みっか、のち、
庭は、ぐんぐん育つだろう。

雨は、春を呼んだ、のだ。







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