吏緒(リオ)

1996

吏緒(リオ)

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風邪をこじらせた秋

えええ、もう11月になるの? 信じられない。 1日1日が早い。 あっという間に季節は過ぎて、辛くても悲しくても、楽しくても 終わってしまう。 最近調子が良くない。 急に冷え込んできたのか。 いつも喉が痛くて。ずっと眠れない倦怠感があって。 目が霞んでよく見えない。 眼科に行きたいけれど、時間がないなあ。 眠れないのは変わらない。 誰かと話していたいけれど、面倒に思う自分もいて、 「誰か聞いて聞いて」と叫びながら、黙々と日々を生きている。 楽しい28歳にしようと思ってい

    • ブルーから始まって持ち直した1週間の日記

      前回書いたモデル?被写体?依頼を受けることにした。 「撮りたいイメージとかある?」と聞かれたけど、そんなの無い。 だって被写体なんてやりたいなんて思ったことないもの。 なぜ受けることにしたか 断ることが苦手ということもあるけれど やっぱり、こんな経験はないと思うから。やってみる。 別に何かに掲載するとかじゃないし お金をもらうわけでもない。 まぁ、何かになればいいなと思う。 また、世界が広がって新しい人と出会ったり はたまた何も起こらなくて、私の遺影かお見合い写真になるだけ

      • 太陽と埃の中の女の1週間の日記

        夢とか目標がいつまでもない。 んーない。 なんでないんだろう。 とってもどん底に落ち込んでいた去年の冬。 新しい年上の友達ができた。 その時、私は人との関わりを絶っていた時期で新しい友達と会話する余裕なんてなかった。 そこから春になり、少しずつ気持ちが落ち着いてきて、また連絡をするようになった。 彼女はカメラが趣味で、人を撮ることが好きだと言う。 遊ぶ際に是非、撮らせてくれないか。と言われた。 特に断る理由もなく、私は彼女の誘いにのった。 楽しかった。たわいもない話をし

        • 忘れない夏

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        • 日記
          12本
        • 旅行記?
          7本
        • じぶんのこと
          19本
        • 恋愛
          20本

        記事

          マッチングアプリに登録した週の日記

          先輩に誕生日プレゼントの候補リストを出せと言われた。 欲しいもの、、、ない。 あると思うのだけれど熱望するような気持ちが湧かない。 いつもは物欲の塊なのに、そういえばずっとない。 したいこと、ない。 趣味、ない。 叶えたいこと、ない。夢。ない。 起きたくない。 眠りたくない。 食べたくない。 面倒臭い。生きたくない。 何にも浮かばないし考えたくない。 行動できない。 んー、これは病んでいるのだと客観的に分かっているのだけれど、 気持ちの持ち直し方がわからない。 とりあ

          マッチングアプリに登録した週の日記

          この夏28歳になる。

          28歳になる。 小さい頃は夏休み中だった。 母に毎年何が食べたい?と言われて 鶏の照り焼き!と毎年答えた。 大学生の時は毎年テスト期間で徹夜で論文を書いていた。 社会人になってからは上司に飲みに連れてかれた。 コロナ禍だった時は、当時の彼がたくさん電話をかけて開いている個室のお店を探してくれた。 一昨年は、、、そうそう。東京に彼と旅行に行った。 去年は後輩と同期と8人でペンションに泊まりに行く約束をしていて、「みんなに気を遣わせたくないから、誕生日祝わないでね。」

          この夏28歳になる。

          突然の話②

          飛行機寝れなかった、、、。 昨日の電話を反芻したり ねむい。あくびが出る。 でも、考えすぎて寝れない。 というか、本当に会えるのだろうか。 んー。 会えなかったら、連絡来なくなったらと考えてソワソワ。 18時か19時には、街に行ける。と言われた。 んー。あと5時間。 この気持ち? 電車に乗って名古屋へ向かう。 半年ぶり。んー。やっぱり素敵。 古い家、海。工場。 街中に近づいてきても、札幌や北海道とは全く違う景色。 雑多で凸凹としたビル。 寝れない寝れないなー。 そん

          突然の話②

          突然の話

          突然のこと。 先輩に野球のナイターに誘われて行った。 野球見るのは好き 推し選手とかはいないけど、みんなこの一戦にかけてどのくらいの練習をしてきたのかなあとか、、、親心である。 まあ、そんな感じで楽しんでいたんだけど、 好きなひとに「今日、電話しよう」ってLINEをしようと思った。 私のスケジュール的にも、7月に会えるなら、この3連休しかない。 8月の自分の誕生日までにどうしてもケリをつけて、前に進むなら今日しかない。と思って。 じわじわと好転していくのがわかる中 本

          誓いの言葉を考える

          会社の後輩の結婚式まで1ヶ月を切っているのに、ずいぶん気持ちが沈んでしまいダイエットにも身が入らない日々。 そんな中、後輩から「二次会の幹事をしてくれませんか?」と連絡が来た。すぐに快諾の返事をした。 明るくて友達も多いし、きっと賑やかな式になるのだろうな。 そんなことを考えていたら、 1週間後、「挙式の誓いの言葉の立会人もしてくれませんか」と来た。 立会人が何か分からなかったのだが 新郎側と新婦側からそれぞれ代表者が出て、誓いの言葉を考えて牧師のように彼らに問いかける

          誓いの言葉を考える

          夢と現実と戯言

          行きつけの居酒屋の店長とは、もう長い付き合いで閉店後に2人で飲み明かすことが多い。 ただ、店長は私が朝まで飲める体力がもうないことに気づいていない。 勝手知ったる居酒屋のサーバーで最初の一杯以外は私がただのジンジャーエールを注いで飲んでいることを知らないのだ。 店長のプロフィールは私より年上の男性。 保育園に通うパパっ子の娘がいて、かなり嫉妬深く美人な奥さんがいる。 なぜか私は疑われていないらしく、昼夜問わず連絡が来る。 兄がいたことがないから分からないけれど気の合う兄妹

          夢と現実と戯言

          ラーメンと悟り

          ラーメンを禁止していた。正確に言うと小麦を。 あと、チョコレートと焼肉。塩コショウ、醤油以外の調味料。 理由はシンプル。夏が来るから。太ったから。 好きな人に会いたいから。 筋トレのやる気が起きなくて、ダラダラあまりにも適当な食事制限をしていただけ。 ついに解禁してしまった。 いや、解禁じゃなく我慢が頂点を突き抜けて豚骨ラーメンが頭を支配していたからである。 ずっと我慢していたラーメンを一人で食べに行った。 大好きな一蘭。 実にラーメンを食べるのは実に3ヶ月ぶりだ。

          ラーメンと悟り

          一生意識する人

          私は基本的に優しいから、 人の悪口は言わない。 人に対して恨んだり憎んだりはそうそうない。 これが今は良いか悪いかは置いといて 「こんなに優しい人に会ったのは初めてだよ」と言われたことも人生で何度もある。それくらい優しい私が どうしてもどうしても悪口を言いたい人がいる。 幼なじみの男の子だ。 彼は近所に住むお調子者で、小さな頃からクラスの中心になるタイプ。 小学校低学年から私のことが好きだったようだ。 ずっと知っていたけれど。 仲の良い友達として過ごしてきた。 14歳

          一生意識する人

          夢日記

          夢の中で私は二人の男の子のお母さんになっていた。 子供と普段触れ合わないから年齢は分からないけど、 小学生以下だと思う。幼い。 1人は父に抱かれていた(夢の中の夫) もう1人は男の子らしく何やら人形を持って走り回っていた。 私は彼の小さな手を掴んで、そっとしゃがむ。 ビー玉みたいな黒目と目が合う。 自分の子とは思えないくらい綺麗な黒目。 (少し今の好きな人に似ていたのは気のせいだったかも。気持ち悪い妄想が頭の中にあったのかも) 私は「リオト」と彼を呼んだ。 なんとびっ

          短夜の候。いかがお過ごしでしょうか

          髪を染めた。 結構黒に近く染めた。 地毛は黒だと思うけど、日焼けすると茶髪になる人だと思う。(そんな人いるかな?) 中学生の時に「染め直してこい。」と夏休み明けに言われて茶髪になっていることに気づいた。 中学生の私は、教室の隅にいつもいて男子とも関わりなく真面目な優等生だったから担任も驚いていた。 ヤンキーにそれなりに憧れはあったけれど、もちろん、髪を染めてなんていない。そんな勇気もない。 そんな思い出はどうでもよくて、20歳以来の黒髪(正式にはグレージュ)に戻した。

          短夜の候。いかがお過ごしでしょうか

          どうして

          彼から電話が来た。 すごくすごく楽しかった日で、でも家に一人になった時に寂しくなって。 ちょうど、彼のことを考えていた時に。 電話が来た。 あー。笑った。 楽しくて楽しくて泣きたくて。 嬉しくて切なくて。 二人とも、離れていた間のこと。一緒にいた時のこと。 溢れ出すように話し続けて、話が途切れなかった。 一緒に暮らしていた時のこと。 たくさん思い出して笑って。 「あの時が1番楽しかった。北海道が大好きだし。リオさんがいたし。」 「俺、北海道の大学選んで心から良かったっ

          別れ話

          社会人だった私と大学院生だった彼は一緒に暮らしていたけれど、 彼が社会人になり私たちは遠距離恋愛になった。 彼は1年目で慣れない仕事に精一杯だった。 私は異動があり業務量が増え、不眠も増えていた。 今思えば、二人共かなりストレスがあったのだと思う。 それでも月に一回は私が彼の場所まで行っていた。 友人には「なぜ、あなたばっかり会いに行って、来てくれないの?」と言われたけれど、別に私の方が有給が取りやすいし、仕事も早く終わるから。 それだけの理由。 特に不満もなく、毎月楽し