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似顔絵の描き方マスター!簡単にうまくなるテクニックとコツを伝授!「🎥映画ダンサーインザダークのビョーク」


こんにちは、みなさん。作家兼、アーティストの粕谷 経です。今回は、似顔絵を描くためのコツについて、体系的かつ詳細にお伝えします。これから始める方も、すでに経験がある方も、きっと役立つ情報が満載です。

是非最後までご覧ください!

今回は、
会社の美術部でパステルを使い黒い画用紙に「映画ダンサーインザダークのビョーク」を描いていく過程を例にとりテクニックを伝授いたします。

完成品

この映画は賛否分かれますが、私にとってはとても大好きな映画。
最後まで是非ご覧ください!


第一部:デッサン編

第1章: ベースの確立

似顔絵の基本は正確なベースを作ることが非常に重要です。
以下のステップを追って、安定したスタートを切りましょう!

1.1 フェイスマッピング

最初に描くべきは顔の輪郭です。目、鼻、口の位置を決定し、それに基づいて全体のバランスを取りましょう。これにより、リアルな似顔絵を描く基礎ができます。

1.2 比率の確認

顔の要素同士の相対的な位置や大きさを確認することが大切です。例えば、目と鼻の距離、口の位置など。これによって、似顔絵がバランスよく見えるようになります。

コツは時々写真を撮り客観的に位置関係を確認することです。
準備した写真と見比べて位置関係を随時修正していきましょう

第2章: 表情のキャッチ

似顔絵の魅力は表情のキャッチにあります。リアルな表情を描くためには、以下のステップを追いましょう。

2.1 目のディテール

目は似顔絵の魂です。瞳の大きさや形、まぶたの陰影など、細部にわたり注意深く描くことで、キャラクターの個性が引き立ちます。
今回のモデルの写真は目をつむっているようにも見えますが、少し目が開いている状態を意識して描きました。

2.2 口と表情筋

口元も重要なポイント。笑顔、驚き、怒りなど、表情筋の動きを理解し、それを表現することで、似顔絵に生命が宿ります。
今回のモデルは頭の中でミュージカルの主役を演じている設定です。
妄想ですが彼女の中では幸せな時が流れているため、口元で幸せを表現しました。

第3章: 陰影と立体感

似顔絵に立体感を与えるためには、陰影の描写が欠かせません。以下のテクニックを取り入れましょう。

3.1 光源の確認

光が差す方向を意識し、顔にかかる陰影を理解することで、立体感が際立ちます。顔の曲線に合わせて陰影を描くことで、リアルな質感が生まれます。

3.2 レイヤーの活用

似顔絵は複数のレイヤーを利用して描くと、深みが増します。肌の質感や髪の毛の流れなど、細部にわたりレイヤーを使い分けましょう。

第4章: 練習とフィードバック

最後に、似顔絵の描き方をマスターするためには、練習とフィードバックが欠かせません。

4.1 定期的な練習

毎日少しずつでも似顔絵を描くことで、手の感覚や観察力が向上します。練習は積み重ねが大切です。

4.2 フィードバックの活用

SNSやアートコミュニティで作品を公開し、フィードバックを受けることで、自分の成長の方向性を見つけることができます。
以上が、似顔絵の描き方に関する包括的なガイドとなります。是非これを参考にして、あなたも素晴らしい似顔絵を描いてみてください。練習あるのみ、頑張ってくださいね!


第二部:パステル編~色付け~

1. カラーチョイス: キャラクターに調和する色の選び

デッサンが終わり、パステルの舞台が開幕します。まず初めに重要なのは、カラーチョイスです。キャラクターの性格や雰囲気に合った色を選ぶことで、絵に独自の個性を与えることができます。暖色と寒色の使い分けや、色の心理学を理解することで、キャラクターの感情や特徴を的確に表現するポイントです。

ざっくり色を配置しましょう

2. 塗り方の基本: 軽やかな手つきと均一なトーン

背景の色も配置しましょう

パステルを使った彩色の基本は、軽やかな手つきと均一なトーンの塗り広げです。まず、全体に基本の色を均等に広げ、キャラクターに深みをもたらします。これによって、後の工程で立体感を演出しやすくなります。

3. 濃淡の演出: キャラクターの陰影と光を描く

彩色の醍醐味は濃淡の演出です。同じ色でも濃淡をつけることで、キャラクターに奥行きを持たせ、立体感を強調します。キャラクターの特徴的な部分に影を落とすことで、より印象深い似顔絵が完成します。

4. 色の重ね塗り: 繊細な色調の変化を追加

単色ではなく、複数の色を使用して色の重ね塗りを行います。これにより、キャラクターの表面に微妙な色の変化が生まれ、リアルで魅力的な絵が仕上がります。肌には赤みや黄み、髪には陰影を上手に組み合わせて、質感を表現しましょう。

5. ぼかし技法: 指を使った柔らかなタッチで表現力アップ

パステルの柔らかなタッチを最大限に活かすために、指を使ったぼかし技法が重要です。指を使うことで独自の柔らかなグラデーションが生まれ、キャラクターの柔らかさや質感を際立たせます。

6. アクセントの追加: 目や口など細部にこだわる

練り消しで最終調整

最後に、仕上げにアクセントとなる部分に色を重ねてみましょう。キャラクターの目に明るい色を加えることで、生命力が感じられ、表情が一層引き立ちます。全体のバランスを見ながら、細部へのこだわりを忘れずに仕上げることがポイントです。
今回は黒い画用紙にパステルで書いているので、練りけしで消すことにより色を黒に近づけることができます。
いつもとは逆転の発想で消すことで描いていきましょう!


これらのステップを踏むことで、パステルを使った似顔絵がより魅力的で生き生きとしたものになることでしょう。ぜひ、これらのテクニックを取り入れて、素晴らしい似顔絵を描いてみてください!



最後まで読んでいただきありがとうございました!!!!

今後も、随時、絵の描き方のコツや、オリジナル短歌や脚本、小説を掲載していきますので「スキ」や「フォロー」どうぞよろしくお願いします!必ずフォローバックいたします!また、コメントには必ずお返し致します。

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是非ご覧ください!ひとつは気になる作品が見つかるはず!!

粕谷 経

自己紹介とサイトマップ⬇️
https://note.com/fine_macaw394/n/n82e77e810373


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