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理解し受け入れるまで①

息子のゴジ太、現在中学2年生が不登校になるまでの話

ゴジ太は中学1年の二学期半ばから休むことが多くなり、三学期から完全に不登校になってしまった。

小さい頃から発達には問題ないと思っていたし、指摘もされることもなく。
だか、違和感があったと思えばあった。
こだわりが強い、過集中など。

中学に入学してからその違和感が顕著に現れた。最初は思春期特有かと思っていた。
制服が慣れない、理不尽な校則に納得いかない、毎日の荷物が重すぎる、授業の内容がつまらない、給食センターからくる給食が美味しくない、部活動は人数多くて思いっきりできない、体育祭の練習がつまらない等ストレスを抱えながらも一学期を頑張った。
一学期を終えて、成績も素晴らしく良かった。
私が中学生の時の成績は、オール3がやっとだったから『凄い!5と4が多くて凄いしかない!』と言ったがゼロイチ思考の本人は成績に納得いかず。不満。
でも、完璧にできない事は分かっているがそんな自分に腹が立つ。

家では怒りの爆発(特に母である私や妹に対して)が、小学校低学年の時から。
暴れることは度々あり、蹴ったり物を投げつけてきた時はレスリングっぽく取っ組み合いの相手は私しかいない、、、まだ私の方が勝てるけど、少しずつ不安にもなってきた。

夏休みは割と穏やかに過ごしていた。羽を伸ばせたのかもしれない。部活は行ったり休んだり。
夏休みが終わる頃、イライラして落ち着かず。

二学期の三者面談
担任の先生『ゴジ太くん、お友達とも良い関係で仲良くしてます。勉強に関しては真面目です。テストも良い点で。テスト勉強頑張ったね!』
私『テスト勉強は、、、全くしてないですね。むしろ、アマプラでアニメ観てます。』
ゴジ太『あ、はい。テスト勉強はしません。』
先生『テスト勉強しないでこの点数、、、いつ勉強してるの?』
ゴジ太『授業を聞いてたらだいたい分かるので。』
先生『そうなんだ!テスト勉強したらもっと良い点、、、でもこれだけ取れたら今は勉強しなくて良いか!ただ、提出物やファイリング、スケジュール管理が苦手みたいですね。』
私『そうですね。本人も自覚はあるみたいで。』
ゴジ太『ファイリングは後でやろうと思ったら忘れる。提出物も頭にはある。』
他にも、良い話や注意点など学校の様子がよく分かった三者面談。
担任の先生はとても感じも良く、子供の目線にもなってくださるし、何より息子をよく見てくださっているなと感謝の気持ちでいっぱいになった。

ゴジ太は小さい頃から新しい環境が苦手で、特に担任の先生との相性が重要ポイントだった。
そのゴジ太が担任の先生を入学初日から『良い先生だよ。』
と言う理由がよく分かった。

二学期が始まって嫌々ながら学校へ
しかし、2週間程経ったある朝
制服を着て荷物を持ったまま、玄関で動けなくなる息子を見た。
この日は休んだ。

その後は休んだり、遅刻して行ったり。
担任の先生との連絡は頻繁にしていた。

怒りのコントロールがうまくいかず、暴れることが増えた。



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