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ライカと歩く

 一昨年の年末にM11を買った。合わせたレンズはライカ最小のElmarit28mm。

これで撮り歩いた神戸の街は外国になった。

旧居留地にて
ハンター坂のバーで
桜の季節の宇治川
山本通にて
夜の山本通

なんと言うか、自分の目で見えている以上に昇華された映像になるのだ。ライカはもっと以前にパリの中古カメラ店で買ったM4-Pから始まり、バルナックやM2. M6と使い続けてきたけれど、デジタルの便利さと美しさは格別である。

還暦手前になって初めて現行ライカを定価で買うことは勇気がいったが、一旦買ってしまうと次々と購買欲が出て、M11monochrome, Summicron35, 50mm, Summilux50mmが加わった。

だがしかしライカと歩くのは少々体力も必要だ。僕は一方で長年のGRistでもあるので、あの小ささと軽さに比べるとやはり重い。
ということでSummiluxはあまり持ち出せていない。

昨年10月に仕事でシンガポールに行った時、M11monochromeとSummicron35㎜だけを持参した。モノクローム専用機は不便ではあるけれども、これでいつかまたパリの街を撮り歩きたいなあと強く思う程、いわゆるエモい写真が撮れたのだ。

海辺で
ラッフルズホテルにて
マリナベイサンズを臨む

 今日も風は強いが良いお天気。頑張ってSummilux50mmと出掛けるか。

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