[幸せの青い鳥鉄道二次創作]雲と星屑と
本家
空気中をふわふわと漂うわたしと、地面に投げ出されるようにこの世界に形を与えられたわたし。その二つが重なり合ってわたしはわたしになった。
わたしは星屑の魔法使い、ミセリ。
わたしはミセリ。みせり。
体は投げ出されたままに、 キラキラと舞う土埃を、折り重なる木々を、その間から見える青空を、そこに浮かぶ雲を、わたしは眺めていた。
从'ー'从 あなた、大丈夫?
声をかけられて視線を移すと、真っ白なローブを纏った女性がこちらを覗き込んでいた。
从'ー'从 近くですごい音