【NotebookLM】使い方や活用事例を徹底解説
2024年6月6日、Googleから新たなAIツールが発表されました。
その名も「NotebookLM」
早速使用してみましたが、操作も簡単で業務に活かしやすいRAG(検索拡張生成)といった感じです。
・論文を読み込ませ、応答を通じて素早く概要を把握
・社内文書を読み込ませてFAQを作成
・本の内容をディスカッションしながら理解を深める
など活用方法が滅茶苦茶豊富です!
この記事では実際にどのように操作をすればいいのか、画像を用いて解説していきます!
NotebookLMの使い方
①NotebookLMへアクセス
「Try NotebookLM」をクリック
②Googleアカウントでログイン
③新しいノートブックをクリック
④今回はPDFをリソースとして追加
▼今回リソースとした文書
重要なことが書かれているはずだが、読む気が全くしない、、
ここまで行えば、NotebookLMを使用する準備が整います!
Notebook機能解説
基本的には読み込ませたのち、ノートブックガイドとして以下の機能を選択(赤枠)することができます
FAQ (よくある質問)
ドキュメントの内容に基づいて、AIが自動的にFAQ(よくある質問と回答)を生成します。
ユーザーが質問を入力すると、AIが関連するFAQを提示したり、直接回答したりします。
Study Guide (学習ガイド)
ドキュメントの内容を要約し、重要なポイントや概念をまとめた学習ガイドを生成します。
学習効率を高めるためのクイズや練習問題も作成できます。
Table of Contents (目次)
ドキュメントの構造を解析し、自動的に目次を生成します。
目次の項目をクリックすると、該当するセクションにジャンプできます。
Timeline (タイムライン)
歴史的なイベントやドキュメント内の出来事を時系列に整理したタイムラインを生成します。
イベント間の関係性を視覚的に把握できます。
BriefingDoc (ブリーフィングドキュメント)
会議やプレゼンテーションの準備に役立つ要約ドキュメントを生成します。
重要なポイント、議論の余地がある点、次のステップなどを簡潔にまとめます。
青枠からはチャット形式で様々な質問をすることが可能です。
オススメの質問もでてくるので、そちらを聞いてみました。
するとどの部分を引用しているのかも合わせて回答を生成してくれます。
RAGを活用する際に課題として挙げられる「回答の確からしさ」を補填してくれるため安心感をもって使用ができるのが強みです
NotebookLM活用事例
①適切な論文の引用をサポート
②5万字の本を要約して応答
③マニュアルを学習させて理解を促進
機能の制限
まだ自分自身では試せていないのですが、読み込ませることができるリソースの数は49個までみたいです
学習させたい内容が多いくより高度なものを開発したい場合は、Google AI STUDIO を使用した方が良さそうです
まとめ
こういったRAGを開発するには昨年の段階では数千万円をかけていた事例もありました。
それが今では無料で高クオリティなものが作成できるように、、
NotebookLMに限らず便利なITツールが低コストで活用できるようになっているため、活用する人としない人で残酷なほど差がでています。
この記事を見られた方がツール活用を活用し、前進することにつながれば大変うれしいです!
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