【生後1ヶ月】抱っこ大好き娘との格闘の記録
娘が産まれてから1ヶ月が経ち、だいぶお世話には慣れてきた頃。でも体力的にも精神的にも一番辛かったのが、生後1ヶ月のひと月でした。
(前回の育児ログはこちら↓)
1ヶ月健診
産まれてちょうど1ヶ月経った日に、産院での1ヶ月健診へ。私の診察をしてから小児科へ移動して娘の診察を受けたので、娘にとっては初めての長時間の外出となった。
赤ちゃん連れの外出って、荷物がほんとに多くて大変。哺乳瓶・液体ミルク・液体ミルクのアタッチメント・ガーゼ・ブランケット・着替え用の服と肌着・おむつ・おしりふき…忘れ物があったら大変なので、前日から何度も確認した。
いざ病院へ行ってみると、小児科でものすごく待たされた。もうフロアいっぱいに親御さんとお子さんがズラリと詰まっていて、到着した瞬間に長期戦を覚悟するほど。
でも子供がたくさんいるから、多少泣き出したり騒いでしまっても目立たないなとは思った。とはいえその日、娘はずっと静かに待ってくれていたので特に困らなかったのだが。
診察結果は、娘は順調に成長しているとのことで一安心。体重は産まれてから1㎏ほど増えていて、どおりで重くなったわけだ…と納得。私の身体も順調に回復していて良かったのだが、産後うつの傾向が少し高めに出ていると言われてしまった。
不安との戦い
産後はメンタルが不安定になるとは聞いていたが、私は里帰りで実母の協力も得られるし大丈夫だろうと思っていた。
実際、母はとても頑張ってくれて、家事は一通りやってくれるし、夜中対応以外は娘を見てくれるので私は睡眠時間を十分とれていた訳で。それでも産後うつの傾向があるなんて、どうすりゃいいんだ?と思った。
まあその理由は明白で、娘が日中ずーーっと抱っこを要求してくるせいなのである。夜中はお腹が空いたとき以外は割と寝てくれるのだが、日中はまあ寝ない。抱っこして寝たとしても、ベッドに置くと必ず起きる。起きているときに下ろそうとしても、必ず泣く。
結果、一日中抱っこしなければならず、私も母も疲労が溜まっていた。母も若くないので腰を痛めていて心配だし、私も身体の疲れと母への心配と「娘が里帰り終わってもずっとこの調子だったらどうしよう…」という不安に押しつぶされそうになる状況。
ただでさえ産後は精神が不安定なのに、不安になる要素しかなかったから、産後うつ気味になったのだった。
ずっとは続かないから大丈夫
そんな不安を抱えていた頃、私の祖母と叔母が娘に会いに来てくれた。叔母は積極的に娘を抱っこしてくれるので、私と母にとっては救世主のような存在である。
そんな4世代が集まった場で、娘をずーっと抱っこしている問題が話題になり、私は「ずっとこの状態だったらどうしよう……」と本音をこぼしてみた。
すると母も祖母も叔母も、口を揃えて「ずっとは続かないから大丈夫よ!」と力強く言う。
たしかに赤ちゃんの成長スピードは凄まじいし、あっという間に無限抱っこの期間も過ぎていくかもな。3人の子育ての先輩達の言葉に心が救われた。
「笑い」に見る成長
大変なことばかり書いてしまったが、もちろん楽しいこともたくさんある。新生児の頃は生理的な微笑しか見られなかったが、声を出して笑ったり、ニコニコする瞬間が出てきたのだ。
生後1ヶ月を過ぎた頃、夜中にミルクを飲んだ直後に突然「えへへっ」と声を出してニヤリと笑った。お腹いっぱいで満足したんだろうか、そんなことは初めてだったので、暗い中1人でびっくりしたのをよく覚えている。
そこから、日中にも時たま声を出して笑うようになり、生後1ヶ月の後半には朝限定でニコニコしてくれるように!たくさん寝てご機嫌な様子に、私も両親もメロメロ。ひたすら娘に「おはよう、おはよう」と声をかける習慣が出来上がったのだった(笑)
お宮参り
生後1ヶ月半位の頃に、お宮参りを行うことに。それぞれの両親の都合も考え、少し一般的な日にち(生後32〜33日頃)よりも遅らせた。
まだ小さい娘を長時間付き合わせるのも大変かなと思い、祈祷や記念撮影は行わず、お参りとお店での食事のみに。
神社もどこにしようか迷ったが、距離の近さを優先して実家近くの小さな神社へ。当日は神主さん達もおらず、とても空いていたのでゆっくり写真撮影ができた。
その日、娘は義理の両親と初めての対面。義母が喜んで抱っこしたりあやしてくれて、助かったし嬉しかった。
嬉しかったことがもう一つ。カメラマンさんを呼んだりはしなかったので、全員での集合写真は撮れない状況だったのだが、偶然通りかかった参拝者の方がなんと写真を撮ってくれた。こういう親切って、ほんと心に沁みるなあ…ありがとうございました。
その後の食事では、娘を交代で見ながらも美味しい料理が食べれて嬉しかった〜。そして、娘は嘘のように静かにしていた。いつもは抱っこしないと泣くくせに、お店が用意してくれたタオルの上で寝る奇跡。
義母は「静かにして良い子ね〜」と言っていたが、それを聞いた私達夫婦とうちの両親は「いや、いつもはこんなんじゃない!」と即座に否定(笑)。まさに借りてきた猫状態の娘なのだった。
神様仏様バウンサー様
日中ずーっと抱っこ問題が辛すぎて、色々な育児グッズを試してみた。
まずは電動ハイローチェア。スイング機能で寝てくれることを期待してレンタルしてみたのだが……娘、号泣。スイングが思ったより強くて、うちの娘のお気に召さなかった。残念。
次はスワドルアップ。昼寝にも使えるようなので、純正品を買って着せてみたのだが、寝ない。しかも着せた時に、母が「窮屈でかわいそう」と言うので練習させることもできず……残念ながら無駄な買い物になってしまった。
じゃあこれはどうだ!とレンタルしたのがバウンサー。ハンモックみたいな作りで、縦揺れが心地良さそう。なるべく機嫌のいいタイミングで乗せたところ、泣かない! ミルクの後ウトウトしたのをいいことに乗せたところ、なんと30分ほど寝てくれた!!!(歓喜🙌)
という訳で、うちの娘にはバウンサーが合っていたようだ。少しでも乗ってくれる時間ができて、とても安心したし気持ちが楽になった。ありがとう、バウンサー様。
大変な時期もそのうち過ぎていく
生後1ヶ月、ほんとうに大変だった。母も私も湿布なしではいられない状態だった。
でも、大変な時期もいつかは終わる。実際、生後1ヶ月の間にも、少しずつだが抱っこせずにいられるようになっていった。
育児は毎日同じことの繰り返しだと感じてたけど、子供は日々めいっぱい成長してるから、ずっと同じということはない。このままだったらどうしよう…と絶望していたけど、少しずつ手が離れていくから大丈夫。
大変すぎるのは困るけど、どんどん成長していってしまうのは少し寂しいものでもあるかもなと初めて感じたのだった。
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