神魂合体ゴーダンナー!!感想

エヴァをマネしている
敵が未知の怪獣、主人公たちの機体には強力なエンジンであるツインドライブがのせられていて、夫婦で1体のロボットに乗るのが話の肝になる。
メインヒロインと、良い雰囲気の若い娘と、元彼女と、三角関係をやる。
たまに気になるのがメカニックの表現、コクピットが熱くなると「コクピット温度上昇します!」とか言う。
その辺が描写不足感を感じる。
例えばエヴァなら「摂氏200度まで上昇!」「冷却液を注入!急いで!」とか描写面でエヴァとの対比をしてしまう。
技名忘れたけど「●●ナックルー!」とか叫ぶときもそれがなぜ必要なのか、銃でいいのにと思ってしまう。劇中様々な兵器の中で人型ロボットが敵に有効な攻撃手段だと解説されていたけど、いまいち説得力に欠けていた。基地内のジョイントとかハンガーとかレールとか仰々しい名前が付けてあるけどそれが北欧神話の神様みたいな名前がついたジョイントパーツだとか、うーん違う。何かが違う。強いて言えばリアリティーがない。みたいなところに行きついてしまう。

登場人物たちの心理描写、数話使って何か壮大な敵と戦っている感を出しつつ、登場人物たちの悩みとかほのぼの日常とかを描いていた。
どこかただのラブコメ感があって、あいまに巨大な怪獣擬態獣が現れて、事件が起きてみたいな。やってることは水戸黄門だよね。ヒーローがいて敵が現れて蹴散らす流れ

時代背景もあるので製作者たち的にはエヴァみたいな作品を作りたいんだろうな~とかんぐりつつ、どうにもそうなりきれない歯がゆさを感じさせるようなそんな描写が多かった

【良かった点】
ラスボス、いままでの敵が集まって合体して最強怪獣になります。定番な展開で地味に盛り上がる。
ライバルが恋人のために人生捧げて復讐してたとか、ラブコメの世界にいまいち笑えないシリアスなキャラがいる感じがして、見れる感じがあった。
人類を脅かす強大な敵なのだからラブコメ描写は控えめにして真剣雰囲気のほうが登場人物たちの生きようとする意思の強さ感じられたんじゃないか。そのほうが視聴者受けがよかったんじゃないかと思います。

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