外国人が日本語を勉強するとき、難しく思う点は何でしょう?
文法や発音、文化の違いももちろんですが、
文章がどこで切れていて、どこまでが1単語なのかを理解することも難しい点の一つです。
日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字の3タイプの文字を組み合わせて使用します。
加えて、数字(アラビア数字やローマ数字)とアルファベットが、一文の中に散りばめられることも、多々あります。
文の区切りに、句読点(。、)やスペース、その他の符号がつくことはありますが、
単語ごとにスペースやマークはありません。
そのため、日本語学習者はどこまでが 1単語なのかを見分けるだけでひと仕事です。
皆さんご存知のように、英語は単語ごとにスペースがあります。
This is a pen.
のように、単語ごとに分かれています。
これはペンです。
繋がっていると、単語の区切りがわかりません。
初級の学習者にとっては、カタカナか漢字かひらがなかも区別がつかないこともあります。
単語ごとに区切って、品詞分解して説明するだけで、意味がすっきりすこともあります。
ある程度、日本語力が付いてくると、文全体を説明しなくても
単語の区切りと品詞や新設語彙を解説するだけで、理解できる学習者も増えてきます。
単語ごとにして、品詞分解したり、語彙の活用を確認する!
単純で地道ですが、大切な作業です。
でも、日本語には例外がつきものなので品詞分解も
気をつけながら行いたいですね。
今月10月の研究会は、「副詞」の話をしたいと思います。
ご興味のある方は、是非一緒に勉強しましょう!
日本語教授法研究会
スキルアップのために、勉強会を開催しています。
日々の出来事を共有したり、相談したりしながら、みんなで素敵な日本語教師を目指しましょう!
https://shamrocklanguage.com/free/teacher-training
Asao Language School では、月に一回オンラインで日本語教授法研究会を開催しています。
日本語を教えることの楽しさや難しさをみなさんで共有し、一緒に成長できる会にしたいと日々奮闘しております。
日本語教授法研究会は、所属先や資格・経験の有無を問わず、どなたでもご参加頂けます。
既に日本語教師として働いている方、現在日本語教師を目指して勉強中の方、副業として日本語を教えることを検討されている方、日本語教育に興味を持ち始めた方などなど、新しいチャレンジや成長のチャンスを探している方、ぜひご参加ください。