第30回武庫川ユリカモメウルトラ70kmマラソン(2022年)

コース:兵庫県武庫川河川敷西宮・宝塚コース 橋のふもとを本部(スタート・ゴール)として下流に1.3kmで折り返し、上流に6.7kmで折り返しを4周、最後に距離合わせ、赤たすきして上流に3km行って折り返し。

ナンバーカード:カテゴリで色分け。男子60代は緑。ユリカモメ超人(10回以上完走)は赤。

コロナ禍が始まる直前の秋に結婚した長女が住む宝塚で開催されるのでその方面に行く口実としてエントリした。マラソン大会の応援や観戦は初めてというムコ殿が上流側折り返し3周目に見に来るということでそこでは元気なところを見せなきゃ、という目標。

スタート1時間前に会場に到着して準備。受付してパンフレットとゴール後のビール券と銭湯入浴券を受け取る。480人ほどの参加、最高齢賞-83歳-と遠来賞-関東の端のほうだったような。関西圏ランナーが多数-の案内をみる。そんな会場で能登半島すずウルトラマラソンの黄色のTシャツを見つけた。話しかけるとなんと珠洲でも最高齢でナンバーカード1番をつけていただいたもっちゃん。あのときのこと(詳しくはこちら https://www.facebook.com/takumi.oyama.754/posts/1869574283160349 )をひとしきり話して(あこた師匠とおっしゃっていました)、コロナ禍の3年を経て元気に走っていらっしゃる姿をみて、アウェー感でいっぱいだった気持ちが和んだ。

制限時間は8時間30分、キロ7分ちょっと平均なのでかなりきつめの設定。例年完走率が低いので(60代以上は)完走すれば入賞の可能性があります、とパンフレットに書いてあった。入賞を「目標」とはしていなかったが、折り返しすれ違いが合計10回あることとナンバーカードの色でカテゴリがわかっちゃうので「意識」はすることになる。

8:30一斉スタート。Tシャツの上にfrunランシャツにする。きほんの呼吸の範囲で進むとキロ5分のペースランナーが見えてきたのでこれに付く。一周目、緑ナンバーカードでは2番目。緑の先頭はかなり飛ばしている感じ(という具合に意識することになる)。2周目にはいるところで暑くなりそうだったのでTシャツ脱いでランシャツのみに。ペースメーカーから少し遅れて進む。

2周目の残り4kmくらいで先行していた緑ナンバーカードが歩いていて声をかけてパスする。あらまトップになってしまった、と思っていたら追いついてきた。大阪のランナーさんで3日前に60になったばかりで(2日先輩だ)、入賞狙っていて、55から大会に出はじめて、フルベストは3'15で、先日のスイトではじめてサブ10して(スイトとは水都ウルトラらしい)、妹さんも走っていて、今日は股関節の調子がいまいちで...と話してくれたので、私のことも話をしなきゃと思ったところで「リタイアしますわ、じゃまたどこかで」と去っていかれました。ふむこれが大阪スタイルか、と、なかばあきれなかば感心。

3周目にはいる。風向きは朝とは変わった。快晴で日差し強いが向かい風があたると涼しく感じる。ややきつくなってきた。進んでも景色は変わらず距離の目印になるのは新幹線の橋と伊丹空港から出発した飛行機の高さと宝塚歌劇場のちょっと変わった建築物くらい。トラブルをかかえた右足裏に小石が入ったような感じがするがきっと小石じゃない(のちに水ぶくれに発展)。上流折り返しで家内と長女が応援。想定よりずいぶん早かったためムコ殿はまだ来ていないとのこと。(予定時刻はベストケース(キロ5分)、ノーマル(キロ6分)、ワースト(キロ7分)で申告していた、甘くみられたもんだぜ)。

4周目。おなかすいてきた。下流折り返しから戻ってエイド(本部の橋の下)でビスコと梅干しを食べたら元気になった。エイドの横にビールが大量に冷やしてある。これほしいと目で訴えたが「ゴールしてからです」ときっぱり言われた(スタッフは辛め)。しかたなく上流に向かう。上流折り返しでムコ殿ふくめて3人の応援を受ける。かなりくたびれていたが今日の目標は果たした(かな)。コースでは高校生や大学生?実業団?みたいなかっこいいフォームのランナーや競歩選手や応援ジョグや散歩するや周回遅れが入り混じりカテゴリ順位などがわからなくなっていたが(抜かれたあとナンバーカードつけていないとほっとしたり)、赤60xx(ユリカモメ超人)ともうひとり緑60xxに抜かれたのでたぶん3位だろうと。後半の距離は前半の2倍くらいに感じる、土の部分は舗装路より進まない感じがして舗装路を恋しく思う。

4周終えるとゴールを横にみて赤たすきをもらって上流に最後の折り返しに向かう。歩きたくなるがエイドからの辛めの声援をうけて足を動かす。最後の6kmはきついわーと思いつつゴールしました。3位の表彰をしていただき、缶ビールとおつまみをいただき、陣地のレジャーシートに寝転んで青い空を見ながらビールをあける。通常ならばここで打ち上げ会があるらしい。良い大会だなーと思いました。

距離 ラップ ペース
2.6 13:01 5'00
16.0 76'33 4'58
18.6 13'48 5'18
32.0 71'12 5'19
34.6 14'44 5'40
48.0 81'08 6'03
50.6 19'41 7'34
64.0 86'06 6'26
70.0 42'13 7'02 6時間48分26秒

メモ
・シューズ:GENTEN-EL+
・服装:frunランシャツ・ランパン(クラシック)、帽子、frunタオルを首にまく。
・エイドではマイカップ(富士登山競走の参加賞)と150mlのフリップベルトボトル、うまく給水できた。
・時計(スーパーランナーズ)はしていたがラップするタイミングがわからず使わず仕舞い。
・距離表示は2km毎にある(3周目ではじめて気づいた)、
・エイドから「frunがんば」と声をかけてもらった。さすが関西
・銭湯の湯は熱い。冷水を入れる施設(蛇口)は無い。熱いのを避けるにはお湯の給水口の反対側にはいること。
・ダメージ大きかった、右足親指爪損傷、親指先端、足裏前方水ぶくれ、右ひざ90度以上曲がらず。翌朝自立困難

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