【小説】豊と正の、珍道中18

ー文香のメタル入りー
 

 オマエヲ、デスメタルヨリモ、シンフォニックメタルノ、ボーカルシテモラウ!

 「はー!だからメタルなんて、私興味ないの!あんたら頭イカれてんじゃない!ポップスなら、別だけどね!」

 シンフォニックメタルハ、キレイダ!ポップスヨリモ、クオリティーハ、抜群ダ!

「一体なんなの!どんなメタルでもメタルはメタル!やるわけないでしょ!クオリティーとか、言われても、さっぱりだわ!」
文香はあくまでも抵抗していた。

突如、ライブハウスの要塞が現れ、演奏した。そして文香は…

「確かに…日本のポップスよりも、綺麗だし歌いたいな…」
大魔神は、勝った!と思った。

ー大魔神の野望ー

その時、大魔神はまたテレビで、叫んでいた。

ハー!ハー!ハー!コノ女ハ、ワレワレノ軍門ニ、クダッタ!

豊は
「まさか…文香がシンフォニックメタルのボーカル…聴いてみたいな…」
豊はまだ状況が理解できてなかった。正はハッとした
「まあ、文香はクラシックは聴いてたし、ゲームを豊とガキの頃一緒にやってたからな…いろんな要素がまじったシンフォ二ックメタルなら、気に入ったかもしれん…」
そして文香はテレビで
「豊ー!別に心配なんていらないし、助けになんて絶対来ないでね!私はジャンジャン儲けたいから!」
朋佳は
「あーあ…本当は私が様式美メタルのボーカルやりたかったのに…」
三人は唖然として、この先どうしようか迷っていた。

ーメタル天下到来ー

 正と豊は、本屋に行き音楽の雑誌を見ていた
「本当に今は、音楽もファッションも、多様化しているな、えーと…メタルは…これだ!なになに…メタルファンニ告ぐ!ワレワレ、メタルゾーン様ニ、従エヨ!新ナル、メタル大帝国ココニ、建設スルナリ!ポップス!レゲエ!ヒップホップ!根絶スル!ユーロビートハ、消エサレ!演歌!声優ソング!メタル化スルナリ!全ジャンル!メタル化スルナリ!」
「なんだ…これは…とんでもない話になったな…」
豊と正は、驚愕した。













































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