【小説】豊と正の、珍道中15

―大空襲ー

 メタル大魔神ヨリ、近局大空襲ヲ命ズル!麦屋市も丸焼ダ!火炎要塞カラ大空襲ナリ!

大魔神は叫び、空中から火炎要塞か大量に現れ、アイドルの事務所を空襲した。そこへファンは集まり、狂ったようにファン達は大勢後追い防衛した。それを観ながら文香は
「やってるやってる!やっぱりメタル大魔神のポップス、レゲエヒップホップ根絶計画なんてみんな許さないし、そう簡単にメタルの大帝国なんて、できるわけないから!」
朋佳は
「まあ、今はまたメタルが流行り始めたかもしれないけど、昔程じゃないし、あとは筆者の勉強次第かな…」
「なんなの…あのダサい革ジャンは…カッコいいつもりなの!スキンヘッドと、のばし放題のばした長髪は!気持ち悪いだけだわ…」
正は二人の会話を聞いて
「まあ何がカッコいいとか気持ち悪いとか言ってる場合じゃない気もするが…オレ達はなにかしら行動を、起こさないと、いかん気がするぞ…」
四人はなにから行動したらいいかわからないのであった。
 豊はこの小説の主人公のはずだが、出番が少ないことで、主人公の立場がなくなるのを、怖がりはじめた
「なあみんな…この物語の主人公はオレのはずだよね…なんかかげが薄いようなきがするけど…」
そう言うと文香は
「それもこれもあんたが、頼りないだけじゃなくて、あんな大魔神が現れて、ピンチな時に、メタル大好きとかアイドル好きとか、のんきな事言ってるからでしょうが…」
四人は合流して一緒に旅をしていたが、なかなかまとまりがないことを、正は憂慮していた
「まあそれもそうだが、たしかにこの小説の主人公は豊だがこの際、リーダーはオレじゃないといけない気がする…豊は楽しく冒険するためには、ボケも必要と密かに思いボケかましてるのにみんなてんで豊のその気持ちを理解してないからな…」
朋佳は
「私はなんとなく、そんな気がしてたよ、ボケが豊かで突っ込みが正と文香だな…とかげながら思ってたよ。私は阿呆かな…」
正は
「確かにオレは突っ込んでたけど、朋佳は、かげながらまとめてたようなきがする…まあ作戦考えよう!モタモタしてられない、メタルゾーンはオレ達でなんとかしないとな!」
そうはなしながら、鎌谷百貨店をさがしに行こうとしたが、先に麦屋市へ様子を見に行こうとしていた。

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