【小説】豊と正の、珍道中10

ー幼なじみー

朝食を食べ終わり、豊は
「文香は今頃何をしてるんだろな」
「まあ、友達とカラオケしたりしてるんじゃないか。文香は、子供の頃から人望はあったみたいだし、確か美容師やってると言ってたな」
「そうだな、スポーツは弓道やってて、学校で生徒会長やってて、高校卒業して美容師の専門学校行ったからな…オレは何も、将来の事考えずにプータローだったからな…」
「まあそんなに気落ちするな!お前は、努力しないわけじゃなくて、試験当日に風邪ひいたり、毎日教科書読んで、試験で全部忘れて、0点ばかりだけど自分なりに、やる事やろうとして、上手くいかなくて、それでよく生きてこれたんだから!」
「慰めてくれなくたっていいよ!旅で思ったけど、ゲームのロープレでいうと、正は格闘家で、オレは策謀家で行こうと、思ったけど!」
「まあ、お前にしては、 良く考えたな!考えといてやるよ!」
二人は作戦を考えるために、本屋へ行った。

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