自衛隊幹部から民間へ

#転職してよかったこと

こんにちは。こんと申します。32歳、妻子がいます。

私は、令和5年10月に自衛隊から民間企業へ転職しました。

転職して4ヶ月が過ぎましたが、今の感情を一言で表すと

「もっと早く転職すればよかった!!」です!!笑

給料は80万ほど下がりました。歩合制なので安定はありません。
しかし、心身ともに健やかです。転職する前は、休日なんて呼吸以外何もしたくなかったのに、今はパソコンに向かって文章なんか書いちゃってます。

こんな記事を読んでる人は多分、転職への期待と不安でどうして良いか分からず、たどり着いたのだと思います。

そんな方々のささやかな救いになればと思い、
私の転職までの体験記と転職して良かったことを
つらつら書いていこうと思います。

ちなみに転職したての幹部自衛官あるあるで、一人称がめちゃくちゃです。
「私」だったり、「僕」だったりするかもしれませんが、なるべく気を付けるのでご承知ください。


転職の決意と壁

先に申し上げておくと、私は自衛隊自体には感謝の気持ちしかありません。楽しかったことが多かったですし、もし続けていてもたぶん楽しく過ごせたのだろうと思います。
もちろん嫌なこともたくさんありましたが、辞める理由になるほど大きなものはありませんでした。

そんな私が辞めた理由

私が転職を決意したのは、3年以上も前です。

理由は、特にありませんでした。笑

強いて言うなら、「飽きたから」です。

実際、最後に出した退職届の退職理由の欄には、そう書きました。
一周回って上司は爆笑していました。

そして壁

実は、幹部自衛官を辞めることは、そうそう簡単なものではありません。
一般隊員の場合
辞めたい人→その上司→その上司→連隊長の承認 くらいです。
幹部の場合
辞めたい人→その上司→その上司→その上司→その上司→その上司→陸上幕僚長→内閣総理大臣の・・承認(?)みたいな感じで、相当の壁があります。

実際、私は、本気で転職相談をし始めてから3年かかりました💦

自衛官が辞める時は、その時の上司の責任が少し問われます。
「なんで服務指導しないんだ!(簡単に言うと、「なんでかわいい部下、後輩に、この職の誇りと将来への希望を持てるように教え諭さないんだ!」)」みたいなことを上司がそのまた上司に言われる訳です。

なので上司たちは、辞めたいという人が現れたらあの手この手で説得します。

なんならそんな話なかったかのように振る舞う人もいます。

私の場合そこまでひどく扱われたわけではありませんが、長い説得があり、気づけば2年半が経過してました。

最後はあっさり

長かった戦いでしたが、最後はあっさりでした。
何度もチャレンジした上司への転職相談でしたが、あっけなく「そこまで言うなら」みたいになりました。
あれ?と思いましたが、振り返ってみると、これが良かったのかもと思うことがありました。

ズバリ!
転職スタートするための最初にやるべきことは、
転職しやすい環境を自ら作る」ことでした。
以下の感じです。
・転職を考えていることを近しい同僚・部下に伝えておく
・自分の後任をだいたい目途つけてしれっと仕事を振っていく
・転職先決めてしまう

これだけです!

めちゃくちゃ当たり前ですが、これできる人あんまりいないと思います。

特に大事だったのは、転職を考えていることを上司ではなく、まず、同僚・後輩に浸透させることです!!

次回「私の転職活動」


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