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名前の意味は『大根の農園』

名前の意味を日本語にすると
『大根の農園』
いったい誰のことだと思いますか?

ヒント。
日本では「楽聖」とも呼ばれる偉大な作曲家。

有名な曲のタイトルとしては
「月光」「田園」「エレーゼのために」
「交響曲第9番」「運命」…

もうお判りですね
正解は、
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

ベートーヴェンのルーツは、
オランダ系ベルギー人で、
オランダ語で「Beet」は「砂糖大根」、
「hoven」は「農家、農園」を意味します。

従って「Beethoven」という
名前の意味は「大根農家」や「ビート農園」と
なるのです。

あのいつもの怖い肖像画ではなく若い頃のベートーヴェン

彼は作曲家の在り方を変えた
革命的存在でした。。
 
それまでの作曲家と
ベートーヴェンの
決定的な違いは、特定の宮廷や教会に
雇用されることなく
作曲を続けたことです。

彼は実質的にフリーランスを
貫いた史上初の作曲家。

さらに音楽を職人芸から
芸術に変えたのが
ベートーヴェンだったのです。
 
その偉大な作曲家の性格は、
果たして
どんなものだったのでしょうか?

性格は、情熱的かつ短気で
せっかちだったと、記録されています。

そして何か気に入らないことが
あれば手近なものを投げる習性が
あったようです。
(どこかの知事を思い出しました)
 
また、かなり短気で
彼からレッスンを
受けていた弟子の中には、
楽譜を破かれたり
肩に噛み付かれた者が
続出しています。
 
部屋は散らかり放題で、
作曲中に奇声を発し、
入浴による水漏れで
階下の住民から苦情が
相次ぐことも度々。

結果、ウイーン時代だけで
80回以上引越しを繰り返しています。
これは年間平均2回というペースです。

また、雇った家政婦は、
だいたい1カ月ともたず、
最短1日でやめた例も。
 
服装は無頓着で、
不審者と間違われて
何度も逮捕されています。

あまりの汚さに、
その頃、付いたあだ名は“汚れ熊”

身なりは不衛生なのに、
かなりの潔癖症で、
手を洗うことには
異常なほどに
入念だったそうです。
 
好物は、コーヒーとお酒。
ちなみに、コーヒーは
豆の数が常に60粒でなければ
ダメというこだわりよう。

また、ビールを飲みながら
煙草を吸うのが何よりの楽しみでした。

死の床にあるベートーヴェン

病床の中で10番目の交響曲に
着手しますが、
未完成のまま1837年3月26日、
肝硬変のため生涯を閉じています。
享年58(満56歳没)。

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