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テナーサックスを吹いています

資格に関する記事ばかり書いていますが、たまには趣味である楽器について書いてみましょう。

私は趣味でテナーサックスを吹いています。
かれこれ高校時代から吹いています。経験年数の割に技術は・・・。

大学生時代はビッグバンドでアルトサックスを吹いていましたが、30代に入ってから、いつの間にか吹奏楽でテナーサックス専門になっています。

持っている楽器も売ったり買ったりしている間に、いつの間にかテナーサックスだけになりました。かつてはソプラノ、アルト、テナー、バリトンと4本持っていた頃もありましたが、現在は手元に2本のテナーサックスがあります。

使っている楽器①


メインに使っているのはヤマハYTS875EXです。
合わせているマウスピースはセルマー S90 180
リードは常に選択に悩んでいますが、今現在はダダリオ レセルヴ3.0を使っています。リガチャーはJLVのゴールドプレートです。
日本を代表する総合楽器メーカー、ヤマハの最高級機種です。カスタムシリーズと呼ばれるグレードで、日本のみならず世界中のプロフェッショナルに愛用されている楽器です。

正確な音程と、ゴミの乗らない滑らかで温かみのある、凛とした音色が気に入ってクラシックや吹奏楽に使っています。ジャズやポップスでも問題なく使えますが、「何を吹いても行儀良い感じが奥に残る」気がして、やはりこの楽器はクラシック系統の音楽に向いていると思っています。ここら辺は感覚の問題なので、あくまでも個人の感想ということで…。

安心の日本製だけあって精密機械としての性能は素晴らしく、きちんと定期的にメンテナンスに出していれば致命的な狂いも出にくく、安心して使える楽器です。そういう意味で音楽に没頭できる楽器だと思います。

使っている楽器②

もう1本は、American Selmer Mark6、いわゆるアメセルの14万番台です。シリアルナンバーから1967年頃の製造と思われます。

アルトだとデビットサンボーンが使っていたことから14万番台は超人気ですが、テナーだとそこまでの人気はありません。テナーはマイケルブレッカーが使っていた9万番台あたりが人気ですね。

ある時、「もうクラシックなんて吹かん!」と思い、買った一本です(結局、今でもクラシック吹いてます)。
ラッカーが剥げて真鍮の臭いが手につく楽器ですが、ジャズ、ポップスを演奏するには最適な楽器です。音程や整備性など、現代の楽器ではないので苦労させられますが、それを補って余りある音色の魅力があります。
アンラッカー状態ですので艶やかな音色は出しにくいですが、枯れた音色は得意中の得意です。

メタルハイバッフルマウスピースでギャンギャン吹くも良し、エボナイトローバッフルマウスピースで渋く吹くも良し。クラシックのしっとりとした曲を吹いたりしても、とても味わい深いものがあります。

合わせているマウスピースは、しっとりと吹きたい時は奥津のトラディショナル8番、バンドを突き抜けるように鳴らしたい時はWood StoneのTM-1の8☆です。
リードはどちらのマウスピースにもゴンザレスLocal627の2半を合わせています。リガチャーは奥津にはセルマー旧タイプ、TM-1には付属のAMIMEです。

とりあえずこの2本の楽器と上記のマウスピースがあれば、たいがいの音楽に対応できるかな?と思っています。子育てにもお金がかかるので、もう楽器自体の買い増しは考えていません(本当か?)が、YAMAHAはネックを変えたりするカスタマイズを考えています。Mark6についてはカスタマイズをあまり考えておらず、定期的なメンテナンスだけで今の状態をキープしていければと考えています。
あとはマウスピースをちょこちょこ買ったり売ったりかな?

やっぱりお金稼がないと…(-_-;)




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