あらアナタ お久しぶりね。誰だっけ?
今日はお久しぶりの日となりました。noteちゃん、お久しぶり。日差しもお久しぶり。気温30度超え、暑さもお久しぶり。
久しぶりが重なったのう……なんて暑さでちょいと茹だった頭でふと思ったら、
♬お久しぶりね~あなたに会うなんて~♬
最新版、金髪バージョンの小柳ルミ子が歌う姿が浮かんだ。
そう言えば、最近のルミ子のたたずまいは
(どことなくラスボス感がする……)
と思う。
こんな更にくだらないことが止めどなく浮かんでくるのは、季節外れの暑さのせいなんだろうか。
重ねて更に
残念な残暑は続くよ、どこまでも
余計な五七を思いつく。残暑だけじゃなく、更にも続くよどこまでも。。。
これは、やっぱり暑さのせいなんだろうな。きっとそうだ。うん、そうだ。そういうことにしておこう。
話は変わります。
人違いをされて、それに最後まで相手が気付かなかったってことはないですか?
私はあります。まさにタイトル五七のごとき。
時期はちょうど今頃。中学の文化祭でのことだ。
私は、何の係だったか忘れたが、次のシフトの子とバトンタッチして、確か控えの教室で昼飯を食うため、相方のクラスメートと友に人でごった返す体育館から抜け出ようとしていたときだったと思う。
「あら、ハナ子(仮名)ちゃん、久しぶり」
突然、声を掛けられた。振り返ると見知らぬおばさん。
(えっ?誰)
「ハナ子ちゃん、元気そうね」
私はハナ子ではない。完全な人違いだ。だか、おばさんは私の顔を間近で真っ正面から見ても、それに全く気付かない。
おばさんは、私が「違います」と否定する僅かの間も与えず
「お母さんによろしくね」
一方的に捲し立てて去って行った。
私は唖然としたが、隣にいたクラスメートも唖然としていた。なんと言ったら良いかわからず、二人で顔を見合わせ引きつった苦笑いを浮かべたっけ。
今でもたまに思い出すと、あのおばさんが人違いしたハナ子ちゃんって、誰だったのだろう。どこの、どんな子だったのだろうと考える。同じ中学の同世代の子だろうとは思うのだけれど、ハナ子なんて名前の子は、身近にいなかったし、その場に一緒にいた子も全く思い当たらない名前であったらしく、誰なの? って顔をしていた。
まさか、おばさん、学校も年齢も、何もかも勘違いしていたなんてことはないだろうな……。