「友野一希」という表現者の無限大。
いや、驚いた。
私はスポーツ、舞台、映画、何でも好きで其々にアンテナを回しているのだけれど。
フィギュアスケーター「友野一希」選手。
改めてその存在の尊さを認識した。
そして、いても立ってもいられず
思わず初投稿してしまっている。
それは
先日TVで観たフィギュアスケート。
全日本選手権大会での事だ。
男子フリープログラム。
その場の全てを一瞬で自分の色に染め
リンクも観客も全てを抱きしめるかのような包容力さえも感じた
「友野一希」選手のスケーティング。
いや、文句なしに他のどの選手よりも
心が、震えた。
彼のこの類まれな「表現力」は
勿論相当の努力と
持って生まれた才能と
そして、何より
どれ位純粋に自分と、また周りの人と向き合い生きてきているかが判る様な
その生き様が
この無限大の表現力を創り出しているのだろうと感じる。
静寂なピアノ曲で滑るということは、かなりの挑戦だと思う。
派手な曲と違って粗が目立つし、ごまかしが効かない。
それは鎧も武器も持たず、身一つで戦いに挑む様なものだ。
しかし友野選手は、それを見事にやってのけた。
その一つ一つのエレメンツが
まるで詞を紡ぐかのように
曲の中にストーリーを描き
指先からつま先まで(スケート靴で見えなくても判る(笑))美しく
また儚く、強く。
それは至高の4分半だった。
気がつけば涙が溢れていた自分に驚いた。
極上の芸術に
出会った気がした。
それから直ぐにこれまでの友野選手の演技も動画で堪能させて頂いた。
動も静も様々な色の作品を
その無限大の表現力で仕上げていた。
凄いな…。
本当に、凄い。
ラ・ラ・ランドもニュー・シネマ・パラダイスもウエスト・サイド・ストーリーもetc…。
そして、今回の「Halston」だ。
久し振りだ。
こんなに心揺さぶられる感動。
今回は非常に残念ながら世界大会への出場は叶わなかったが
きっと「その時」は遠からず訪れる。彼の演技は世界の人達の心を踊らせてくれるに違いない。
25歳。
フィギュアスケーターとしてはベテランの域らしいが
彼のスケーター人生は
これからが真骨頂と確信した。
それも競技者として。
伸びしろも「無限大」の友野選手。
まだまだ私達を驚かせ感動させてくれるだろう。
その表現力は進化し続ける。
技術力も然り。
歳を重ねる程に更に更に。
友野一希選手にしか出来ない
「無限大の表現力」の感動が
日本に世界に広がっていくことを願って止まない。
いま私は
これからの友野一希選手のスケートに
最高に
ワクワクしている。
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