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麻雀75:風林火山は優勝できるか【2023−24Mリーグ#19】

風林火山は優勝できるのか

ファイナルの開始前日の熱闘Mリーグ。
じゃいの優勝予想は、風林火山の優勝!!

じゃいによれば、これまでのシーズンでの、「MVP選手を擁するチームは優勝しない」などのジンクスを総合していくと、風林火山が優勝するとのこと。

推しチームの優勝予想は素直に嬉しかった。
ファンとしては、この予想が当たることを願うばかり。もっとも、神頼みやジンクスばかりではなく、実力的に優勝確率は高いのではと思わせる片鱗がファイナルに入る前から醸し出されていた。

ファイナル開始前

風林火山は、セミファイナルで全員が勢いに乗ってプラスポイントとなるなど大爆発。首位パイレーツと20pほど下の2位でファイナル進出を果たした。

200pほどをはさんで上下が2チームずつに分かれての16戦を戦うファイナル。
全てが直接対決のため、1gで100pほどが上下する格好であり、上位2チームもうかうかしていられない。
風林火山としては、セミファイナルの勢いそのままに序盤戦で首位パイレーツを一気に追い越してしまいたいというのが本音だろう。
実際、SF最終日こそ、パイレーツ優の劇的なトップで首位の座を明け渡したものの、瑞原、小林に元気がなく、チームで見た勢いの差は風林火山が大きくリードしている。
短期決戦とはいえ、一人で打つことは体力的にも精神的にも負担が大きく、十分な気力体力で打ち続けるには好調者が日替わりで出てくるくらいの層の厚さが求められる。そうした条件が整っているのが、風林火山といえるだろう。

ファイナル前半を終えて

ファイナル16戦のうち8戦が終了。

風林火山は2−2−4−3−4−2−2−1。

序盤はセミファイナルで復調した松が瀬を中心に登板するも、トップが取りきれずポイントをジリジリ減らす展開となる。
6戦目でようやく軍師勝又が登場し、道中は苦しみながらも2着に滑り込み。日跨ぎ連投となった7戦目も前戦と同じく、苦しみながらも首位パイレーツを3位に沈める2着と、しっかりと仕事をこなす。
勝又の粘り強い闘牌を受けた8線目で、亜樹がようやくファイナル初トップを獲得し、チームの勢いは尻上がりに良くなっている。

ファイナル後半戦に向けて

前回優勝した際は、勝又の連投で他チームを圧倒した。あの時は、亜樹が絶不調、滝沢の調子はそこそこといった状況の中、絶好調の勝又が集中登板するのが当然のように思える采配であった。
シンプルな構図であったがゆえに、采配がしやすく、選手もそれに応えてしっかり結果を出し、采配と結果がしっかり噛み合った格好であった。

一方で、今季はというと、
キーマン・亜樹にツキが向いている。トップをとった8戦目では、小林からの先制リーチに受けながら、追っかけリーチをかけ見事一発で仕留めると、僥倖の裏3で18000の直撃でトップを盤石にした。このアガリが、今の亜樹の好調さを物語っているように感じられる。

僥倖の裏3で、首位パイレーツからインパチ直撃

その他の選手を見ても、
・瑠美にも土がついていない(ラスをひいていない)。
・勝又が健在。

マイナス材料はといえば、
・松が瀬がツキに見放されている?

このように、総じてプラス材料が多く、采配を振るう側としては嬉しい悲鳴といえる状況。
ファンとしては、2回目の優勝をしてもらえれば、どんな手段でも大歓迎である。
しかし、あえて、初回の優勝時とは違い、勝又ひとりに頼りきらない、チーム全体で勝ち取る形で優勝する姿をみたいとも思う。そうしたチームとしてのまとまり、結束の強さが証明されることで、今季だけでなく来季以降の常勝につながるものと期待するからだ。
贅沢すぎる要求だし、それを重視するあまり優勝を取りこぼすのはやってない。残り8戦。結果はどうあれ、最後まで全力で応援します。

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