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儘ならない世の中だ!!┐⁠(⁠´⁠д⁠`⁠)⁠┌

お久しぶりです。
このはなさくやです。

しばし、本業に力を使いすぎてまして、結果【良く食べ、良く寝て】いました。(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

人は疲れていると腹が減る。
腹が満たされると眠くなる。
だから、しゃーない。

と自分を慰めた所で、ヒトリゴトのように記事を書いてみます。

8月に転職を果たした私ですが。
今の会社に慣れたか?と聞かれると
【色々見えてきましたよ。】
です。

どこにでもいる『無責任なご都合主義人間』も『GOAL直前で掌返しする阿呆』も
ちゃんと!健在です。

ただ、そんな阿呆は放っておいて、私は私の見たいものを見るように
『お気楽バカ』をしています。

阿呆な上司にはバカくらいで丁度いいでしょ?(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)←ご都合を超えるご都合主義になる。

そんな腐った人間ですが、ここでは神の名前を拝借してますからね~綺麗な文章を残します。
(今さら感あるな~)

なので。

『私が見つけた優しい人』

を今回残しておけたら…と思います。

こっそり毎日顔を拭いている職員(女神発見伝)


1週間前に、ある男性が入居されました。
彼は見るからにターミナル。
1日何回もたん吸引を必要とし、自分では寝返りも打てず、全介助を必須とする…イメージするなら病院のナースステーション近くの部屋で、心電図モニターが付いた状態の人です。

言葉を発することもなく、食事も摂れず、栄養は点滴から。
自力排泄も難しいため、排尿はバルーン。排便もナースが摘便したり下剤を使ったり。
ベッドマットはエアーマットで褥瘡対策をしている…と。(疑問)

つまり、老人ホームなのに?ナースしか関わる必要性がないと思われがちな方です。

実際、介護主任のオバサンは
『◯◯さんの顔を思い出せない』と笑って言っちゃうし、介護リーダーの女性は『入居の時だけ見た』と。
それを聞いていたホーム長が爆笑する始末。

はい。
一般的にこの会話は『駄目な施設ですとアピールしている』ものですが、彼女たちはそれに気付けない。
気付けてないから、意味不明なマウント発言を職員たちに繰り返す阿呆です。

みなさーん!こんな施設にご家族を任せちゃいけないよー!
そう叫びたい気持ちを飲み込み、私は席を外す。必殺「トイレ行ってきます。」
まだ入社して間もない私も彼女たちの【面倒事】の一部です。(⁠◡⁠ ⁠ω⁠ ⁠◡⁠)発言力をつけるためには、目に見える実績と後ろ盾が必要。
でも、今の私にはない。
未だ残る【ブラックな女の世界】は妬み嫉みの温床。実に面倒臭い。

結果、相談員の私が毎日数回ふらっと訪室。顔を拭き、口腔ケアして、オムツ確認。バルーン内排尿を確認して、体位交換して…何食わぬ顔で出ていく。
これを誰にも告げず(ナースには報告してますが)行っていました。
(言った所で…のことを察してくださいね。)

そんな毎日の中で、明らかに目ヤニが少ない日、口腔内がキレイな日があります。
探偵気分で探したら、ただ一人『気にかけて動いていた職員』を見つけ出しました。

ヽ(=´▽`=)ノわお!捨てたモンじゃないね?

それは、まだうちに入社して2ヶ月の女の子でした。
「リーダーや主任に見つかると他にやる事あるでしょ!?とお小言があるので、仕事の合間とか休憩時間に…私が気になっちゃったんで。ナイショですよ。」

私は彼女を【女神】と心の中で呼びます。

「いつかはこの世を去るけれど…その瞬間が綺麗であった方が良くないですか?」
「意識はないかもしれないけど、寂しさはないとは限らないですよね?」
これが、普通の考えですよね?そう訴える彼女の目は綺麗でした。

私は彼女の言葉に、涙が出そうになり
『私も!そう思うよ!』
頷くことしか出来ませんでした。

私に力が付いた暁には、彼女を高評価しよう。
見つけた後ろ盾にも彼女を是非紹介しよう!
ちゃんと【介護】できる【職場】を作ろう。
そう心に決めました。

儘ならない世の中だけど。
捨てたモンじゃない世の中だ!

さて私は次にどうやって動こうか。
新たなる地図を手に入れた気分です。


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