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抜け殻

みなさんこんばんは、roofです。

まだまだ寒さが続きますね。

いい加減もう飽きたな、なんて事を思いながら

春が待ち遠しい気持ちとは真逆で身体は正直者。

今日もコートを手に取り
レイヤードでフーディーを頭に覆う。

完全防寒スタイルの出来上がりです。

そんな寒空の下、
スタイリングの撮影をしておりまして
靴を脱いでスタイリング用の靴に履き替え
靴を置きっぱなしに。

そんな靴を見て、なんだか抜け殻のような。

そんな気分になりました。

“抜け殻"

あまり良い意味で用いられることのない単語。

"やる気がなくて抜け殻みたい"

"まるで抜け殻のようにさっきまでの
感情を置き去った"

マイナスな表現を上手く抜け殻として表現する。

文学小説などで使われてそうな。

ただ抜け殻っていうのには

“脱皮"という行為が必要になる。

古い皮を脱いで新しい状態になるという意味合い。

これはプラスな意味合い。

ただ脱皮した後の抜け殻。
そこに置き去りにされた抜け殻。
中は勿論空っぽ。

古い皮よりも新しい皮の方が勿論良いから
古い方は捨てられる。
そして置き去りにされている。

そこで出来上がるのが抜け殻。

そして抜け殻と勝手に名前をつけられる。

ただ可哀想な奴に変貌してしまっている。

必要とされないから置き去りにされるのか?

その抜け殻は身も感情も全てを失う。

そして忘れ去られ、無かったことにな。
そんな運命へ変わってしまう。

しょうがないという言葉が正論ではあるけど、

洋服って果たしてそうなのか?

現代において二次市場というのが出回り、

フリーマーケット、リサイクルショップ

そして古着屋もそう。

着なくなった洋服を次の人へ繋いでいく。

洋服ってそうやって循環していくと思う。

勿論これからも。

だから洋服に関してはたとえ一度“脱服"しようが

その抜け殻になった洋服はまた新たな人が着て

新たな感情が入り込む。

ましてや古ければ古いほど値段が
跳ね上がるなんて事も

まさに黄金の抜け殻になりうる事だってある。

洋服ってそういう意味では本当に力強いものを
秘めているなって思う。

秘めている分、着る人によってしかその力は
発揮されないっていうのも一つの魅力。

そんな洋服にroofが関われていることにまずは
感謝せねば。

そして告知としてはまだ早いかもしれませんが、

3月16日にvol.2のPOPUPをさせて頂く事に。

今回の“抜け殻"がテーマのnote。

それをvol.2にて表現できたらいいなと。

みなさまお楽しみにしてて下さい。

私はもう春に向けて“脱皮"して早く薄着に
なる事が待ち遠しいので

今日はこの辺で。

"抜け殻"はしっかりクローゼットに。

ではまた次回お会いしましょう。

roof














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