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正解のない空間。

みなさんこんばんは、カッパです。

イベント、POPUPが無事に終わりました。

5月18日(土)、我々としては
3回目となるPOPUPを拠点となる京都にて
行いました。

僕個人としては今回のイベント会場は
めちゃくちゃ気に入ってる場所でした。

それも去年に初めてイベントをやらせて
貰った場所というのもあるし、

あとは周りが閑静な場所で本当に
居心地が良い。

何故かアットホームな雰囲気に仕上がるのが
これまた不思議なんですよね。

そして大きな木の下の元で外でまったりしながら
のんびりした時間が流れていた空間。

そんな場所というのもあって
今回も温かみのある良い空間だったと思います。

ただこれは結果論であり
この空間は最初から決まっていた訳ではない。

勿論、最初は不安もあった。
何も先が見えないから、
どーなるんだろうと。

毎回POPUPをやったり
イベントをする毎に思う。

当たり前かもしれないがイベント空間だけに
限らず、人が集まる空間は何がどうなるか
未知数だ。

分からない。
こうすればいい、ああすればいいだなんて事も
はっきり分かりやしないし
だからその分、難しいっていうのもある。

それに当たり前だが空間は目には見えない。

それは体感で感じるものとしてあると
僕は思う。

色も何も見えない無色透明なものに
自分で感じた色が付け足される。

そりゃ難しいわけだ。

空間についての定義なんて無いに等しいし、
今僕が一人でこのnoteを書いているのも
一人の時間としての空間だ。

そうやって空間は様々に存在する。

そんな空間をいつもと違う非日常に
仕上げるのがイベントという空間なのかなと。


ただそんなイベントでも
入りにくいものと入りやすいもので
分かれてしまう。

ちょっとおしゃれすぎて怖い、

イベントがオシャレだと入りづらいという
声はよく聞く話だ。

僕もそう思っている。

知り合いがいてそのイベントに顔を出す
ぐらいでないと、あまり行く事もないし、
逆に蚤の市みたいなイベントだと
気楽に足を運びやすい。


イベント自体、どういったコンセプトを持って
やるかが一番重要な訳だけど
行きづらいなぁ、なんて思わなくてもいい
気楽に足を運べる
空間ってどうやって作ればいいんだろうか。

そもそもイベントという名前だから
そうやって行きづらさが生まれるのだろうか。

人は皆それぞれ生まれも環境も違う。
だからこそ感じ方や捉え方も多種多様だ。

そんな人間を集めて初めて
空間が出来上がる訳だから
難しいし、分からないのが必然なのかも。


例えば無人の空間があったとして
そこに展示物や音楽が流れていたら
入りやすいのか?

しかしその空間に知らない人がいて
自分とは違う世界にいながら
談笑している空間ができあがっている。

そう、イベント空間の中にまたいくつもの
空間が生まれているからそこに仲間外れという
勝手な思い込みが発生して自分の行き場を
狭くしてしまっている。

それはただ単純にお前が人見知りなだけ
だろって思われてもしょーがないが

でも僕はそういった人に向けても
イベントを発信していきたい。

だって実際行ってみると楽しいし
行きたいけど行きにくいといった声を
多く聞くからっていうのもある。

じゃあ例えば公園などで行われている
蚤の市みたいにオープンな空間であれば
一人でも行けるのだろうか?

狭くて外から何をしているか分からない
空間だから行きづらさが生まれてしまうのか?

それとも大勢の中に自分だけ一人になっていると
いった恥ずかしさが行きづらさを
生んでいるのか?

どんなイベント空間が行きやすくて
行きにくいか、なんてアンケートを取るわけにも
行かないし、じゃあその人達の意見を取り入れて
イベントをしたとしても結局それは誰の為の
イベントかも分からなくなってしまう。

結局はイベントを企画、主催する側が
どんなテーマでコンセプトを持ってやりたいか。

残酷な言い方だけど結論、
来たい人は来て、
興味ない人は来なくてもいい。

イベントに何人来たか、
そんな事はただの主催側のエゴでしかない。


でもそれは人間の承認欲求の一つだ。

ただそれを満たす為だの空間にしてしまっては
意味がない。
というよりも長くは続かない。

もちろん自分が主催するイベントに大勢の人が
来てくれる事は非常に嬉しい事だし
ましてや自分目当てに来てくれる人が
もし居てくれるならそれが一番の本望だろう。

自分の欲求は最小限に。

いや、そもそも欲のためにやってない。

僕は人と人とが繋がる瞬間を
目の当たりにしたい。

正解などない。
何も分からないけど

一つ言える事は

誰に向けてっていうのも大事だが
あくまで自分達が楽しいかどうかだ。


だからこそ楽しさを追求していく。


ではまた次回お会いしましょう。













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