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汚れの勲章

みなさんこんばんは、roofです。

ある日食事をしていた時の出来事。

パンツに醤油が飛び散ってしまった。

あちゃー。やってしまった。

これはクリーニングかな。

いやでも何か勿体無いし、一回家で

洗ってみよう。

ただ醤油の染みは頑固。

中々離れてくれない。

そんなにオイラのことが好きなのか?

いやぁ粘るなあ。中々取れない。

と少し休憩してそのパンツを眺めていると、

いや待てよ。この汚れ悪くないんじゃないか?

生成色のパンツに少し醤油の面影を感じさせる

茶色の染みができてます。

まぁ汚れてるっちゃ汚れてるけど別に

これって"味"として捉えられるんじゃない?

はい、でました"味"。

汚れを味として捉える。

醤油は別なんじゃないかと唱える方の
気持ちはさておいて。

このように最近洋服が汚れる事に全く抵抗が
なくなっております。

最高じゃないですか?

汚れも何も気にしない男。

あくまでも許容はありますよ?

ただ少しの汚れなんて気にしない。

漢の中の漢。はい、そうです。

パンツの裾下も汚れてなんぼ。

シューズも汚れてなんぼ。

なんなら汚れてないとダメみたいな風習に
世間ではなってきている。

みんな寛容になっているものだなぁと感心。

なぜ汚れっていいんだろう。

いや、間違えました汚れでなく"味"

"その人のバックボーンが反映されるから"

だと思ってます。ダメージとかもそう。

流行りですよね、もはや。

roofでもそんな味が染み込みまくりの

パンツが2型ございます。

何も気にしない、むしろテンションがあがる

もっと汚してくれと心が叫んでしまう。

そんな気持ちを高ぶらせてくれる。

どうぞご覧あれ。

photo by PUU
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一目で見たら分かるペンキの汚れ。

何故こんなところにペンキが。

これを考えるのも面白い。

だって二つともワークパンツ。

大まかに分けると。

デニムは作業するときに履いたりもするし、

もう片方はデニムじゃないにしろディテールが

ベイカーパンツ。いや多分アトリエパンツとして

芸術家が履いてたんだろうな。

汚れからそんな事まで想像を膨らませてくれる。

その時は何気ない汚れだったんだろうけど、

現代になって世間からは味として
捉えられている。

昔の方に言いたいですね。

ありがとうございますと。

汚れって表面的に見たらすぐに分かるもの。

それが昔のものだと分かると、

テンションが上がる。

でもそういう感覚って昔から
ずっと変わらない。

いわば童心にかえったような。

エモい。現代の言葉で言うならね。

歴史とかの考古学者ってそう言う意味では

みんな童心の心を持ってるんだな。

歴史好きな人の気持ちが洋服を通して

少し分かるような。

面白いですよね。

童心にかえって無邪気に走って転げて、

そして汚れでさえも勲章として。

汚れは勲章と幼少期言われてたのが懐かしい。

あらゆる場所に勲章を。

そしてその勲章を味として後の世代に繋いで
いこう。

さぁ明日からも何も気にせず洋服を
身に纏うとしよう。

なんなら少し砂場で遊ぼうかしら。

ではまたお会いしましょう。

roof




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