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自然物と人工物

みなさんこんばんは、roofです。

今週も始まりました、月曜日。

憂鬱な気持ちの方がほとんど。

慌ただしい平日。

なぜか平日と呼ばれる月から金。

土曜日、日曜日のゆったりした雰囲気も変わり、

街までもが人と同様に慌ただしくなる。

人と街はリンクする。そんな事は当たり前。

街があるから人がいる。

人によって"生かされている"

ただたくさんの人の気持ちが街に乗り移る。

いや、違うのかも。

休みっていう自身の主観にすぎないか。

自分の心が街の景色、雰囲気を変えている。

平日であれ自分が休みであれば街もゆったりと

落ち着いた"奴"になるのかも。

なんてどーでもいい事を朝余裕があったので

ぼーっと街を眺めて歩きながら
考えておりました。

そんな歩きながらの出来事。

お洒落な外装のワイン料理屋さんが目の前に。

ワインか。飲まへんな。いや、飲めへんわ。

do'ntじゃなくcannot。

男ならばワイングラスを揺らして香りを嗅ぎ、

牛革の椅子にもたれながらのんびり飲む。

なんて、ワインを飲む自分に酔っちゃってますね。

まぁ飲めないのですが。

そんな飲めない自分を励まし、自分には

縁がないであろうワイン料理屋を通り過ぎたのですが、

ふと思いました。

"ワインって確か体に良いんじゃなかったっけ?"

癌の予防や脳卒中まで。

寿命が延びるとまで言われてる。

そんなんいくらでも飲みたいやん。

なんでもワインはお酒の中でもかなり

歴史が古い。

紀元前4000年頃にはもう既に
飲まれていたそう。

中でも面白いのは、ぶどう自体は有史以前から

自生し、人々から貴重な食糧として
扱われてきました。

そんな貴重な食糧としてのぶどうが自然に潰れ、

その果汁がやがて発酵しアルコールを含む

液体となった。

人工的にではなく自然にできた経緯がある。

人間よりも早く誕生し自然にできたものを

人間が発見する。

現代ではまず中々あり得ないこと。

そもそも技術がありふれたこの現代に
自然の産物が誕生するのも稀。

ワインの歴史って想像以上に面白くなった。

そんな事を思ってると気づいたら夜に。

noteを書こう。今日はなんの古着を
紹介しようか。

そこに丁度良いのがありました。

photo by PUU
photo by PUU

"70's JERZEES by RUSSELL ATHLETIC"

ワインの事を考えてたからなのか、導かれるようにこれに惹きつけられる気が。


実は"NAPA Valley"。最高品質のワインを
生産するプレミアエリアとして知られている。

おそらく企業系と思われるTシャツ。

JERSEESというボディ自体が企業系のものに
使われていることが多い。

ここまでずっと脳内がワインに支配されて
いるのでここらでこの古着の魅力を。

"色と素材感"の完璧な組み合わせ。

原色でなく褪せた色味とテロテロな薄い生地。

褪せた表情は以前着用してた人によって

"自然"と作り上げられたもの。

まさに年代を感じさせてくれる一枚。

単純に色が可愛いですよね。

もう半袖?と思ってる方もいらっしゃるかも。

まだイメージが湧かないなんて方も。

ただTシャツなんてなんぼあっても
ええですから。

まだ一部ですが、かなりの量のTシャツを
ご用意しているのでみなさま心のご準備を。

ワインという自然物、褪せた表情という
自然に出来た風合い。

そしてこのTシャツが30年以上前に

人によって作られた人工物という事。

"自然物と人工物"の素晴らしい組み合わせ。

まぁ洋服って大体そんなものか。

さてこれを機に私もワインを飲んでみる事に。

ルネッサンス。

ではまた次回お会いしましょう。

roof







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