揺らぎ。f/1
みなさんこんばんは、roofです。
夜の真っ暗の中に佇むのは
蝋燭の炎一つだけ。
そしてそれらを人が囲んで話す。
怖いなぁ、怖いなぁ。
いやいや怪談話ではございません。
炎は古来から人の周りにあり続け
必要不可欠なものとして永遠と
残ってきた。
炎を囲んで暖をとる。
今やそんな事をしている人達は
なかなか見ないし、それは日常から
非日常へと変わっていった。
キャンプファイヤー、
冬場で焚き火をして暖まる、
これら以外で炎を囲む事が
ないのが現代社会の発展によるもの。
ただ人間の本能的に、
炎の揺れを見ると心が落ち着くらしい。
小さな僅かな揺れ、
f/1のゆらぎ。
このf/1のゆらぎこそが
人を落ち着かせている揺らぎらしい。
炎だけでなく、歌もそう。
例えば宇多田ヒカル、official髭男dismも
そのゆらぎの声の持ち主らしい。
なるほど、だからここまで長く
日本を代表しているアーティストで
いられ続けているんだ。
実は人間も立ち止まっているように見えて
少し揺れている。
その揺れがf/1の揺れと同じらしく、
人は炎を見たり音楽を聞くと
落ち着くという。
何だかあまりにも哲学チックな
話になりそうなのでこれ以上は
述べないが、人間の本能的な部分は
時代が変わろうとも、人という
動物に生まれてきた以上は
遡る事、縄文時代よりその本能的な部分は
変わる事はない。
焚き火などは古典的なものとして
なくなりつつある。
ストーブなどの電化製品ができたから。
ただ世の中がいくら便利になろうとも
我々人間の本能は何も変わらない。
ストーブなんかよりも炎の揺れを
眺めている方が落ち着くのだ。
本能には抗えない。
そういうふうな仕組みになっている。
本能のままに進む。
それこそに人間的本能という
一番頼りになるアンテナがある。
一度我々の本能について
もう一度考えてみてはどうだろう。
炎の揺れが人と人を繋ぐ。
古来からのものに
僕らの本能は抗えない。
ではまた次回お会いしましょう。
roof
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