ペアーズで”出会わなかった”男性たち

ここまでは、実際に出会った（アポ入れした）男性を紹介してきたけれど、”出会わなかった”男性も参考までに紹介したい。メッセージのやりとりはしたけどアポ入れに至らなかった人は相当な人数に上るので、ここでは「いったんアポ入れはしたのにやっぱり会う気になれなくて断った”惜しい”」人たちの一部を紹介したい。

ペアーズで出会わなかった男性陣

５０歳　日本人　コンサルタント（自称）

若い頃は海外赴任もしていて今はアーリーリタイヤして日本で気ままに生活してます、という自称コンサルタントのおじさん。
この方、平日の18時にアポ入れしてきたんですよね。私は仕事をしているので早くても18時終わり。終わってから移動時間を考えると18時には厳しいということはわかりそうなものを…。
19時以降にできないか聞いてみたものの、当時はコロナ対策で飲食店の閉まる時間が早められていたこともあっておじさんゴネる。18時開始を譲らない。説得が面倒になったので、その日はテレワークにしていったん仕事を抜けて戻ってきてからまた働くことにしてその時間でアポ入れ。提案された場所は、某外資系ホテルのラウンジ。無難な場所ではあるけれど、やり取りの中で垣間見える「高級ホテル、嬉しいでしょ？」感がなんとなく鼻についた。

当日、結局仕事で17時台に抜けることができず時間変更かキャンセルの連絡をした。ドタキャンで本当に申し訳ないとは思うが、おじさんからの返事は、「えー」の一言。いや、仕事やねん…。後日、しれっと「こんにちは」とメッセージがきたがブロックした。

【会わなかった理由】
アポの場所や時間の決め方が一方的すぎた。
高級ホテルのラウンジ＝女は喜ぶというおじさん思考が漏れ過ぎていた。

４０歳　香港人　飲食店経営

ラーメン店などの飲食店を展開する香港人の方。日本で仕事をしているので日本語も流暢で会話は面白かった。
プロフィールや会話の内容から本名などがわかったのでググったところ、経営している会社の情報などが出てきた。それだけでなく、少し前に撮影したと思われるyou tubeの動画も出てきた。その完成度があまりにも低く、正直言って引いた。

アポ入れを進めているところだったが、気持ちが萎えてしまったので具体的に進めずそのまま放置。その後何度もメッセージがきたが、会うことはなかった。

【会わなかった理由】
ウェブ上にある個人情報がイケてなかった。

３６歳　イギリス人　会社員

日本で会社員をしているイギリス人。日本語でも英語でも大丈夫という事だったが、メッセージのやり取りはほぼ英語で行っていた。どうしても会いたい、顔が好みだと連発していた。アポ入れを進める中で、お店の名前や地名が出てきてローマ字で打つのが面倒になってきたので一部日本語でメッセージを送ったら返事が滞るようになった。
結局返事は英語でしか来ないので、実は日本語はできないんだなと思ってこちらも放置気味に。その後何度かやりとりはしたが、結局会うことはなかった。

【会わなかった理由】
日本語が通じない。

会わないのには理由がある

マッチングアプリをやっている人はわかると思うが、マッチングしてメッセージのやり取りはあるのに実際に会うまでに至らない相手はたくさんいる。

当然ながら、会わないのには理由がある。自分はアポ入れしたいのになかなか会うまでに至らない人は、会話の中で相手が違和感を覚える何かをしている可能性が高い。もちろん、やみくもに会うだけ会っても自分の時間やお金の無駄なので”合わない”人と会う必要はないと思う。、自分の意図しないところで自分のイメージが作られてしまうのはもったいない。
相手の都合を考えなかったり、できないことをできると言っていたり、または黒歴史的な何かがすぐに発掘されるところに置かれている人は要注意。