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ビバラロック2023.5.4(クリープハイプ寄り)②


照明の点かない真っ黒なステージは、私のいる下手側スタンドから全く様子がうかがえなかったけれど、悲鳴のような歓声が上がったことで、メンバーがリハに現れたのが分かりました。

リハの1曲目は「ホテルの部屋に飛び込んだら一瞬で朝だ」
今日は来てくれてほんとうにありがとうね、次の街へ
って、はー、もー、リハでやるとか、あざといです。
遠路はるばる来てよかった。
これから始まるステージに胸が高鳴りましたが、思えばこれがこの日のハイライト。

今日はよろしくお願いします。
と、尾崎さんがささやいてリハは終了。
メンバーはいったん退場。

18時35分
定刻にクリープハイプが登場。
きゃー、ドキドキドキドキ。
興奮しながら勢いよく立ち上がる私。
だがしかーし、あれ、えっ、私の周りで立つ人は誰もいらっしゃいません。
てか、隣も前もみんなスマホ見てますやーん、おーい。

1曲目は薄暗いステージで始まる
「ナイトオンザプラネット」
あー、安定感。
浸っていると、あちらこちらからちらちら手拍子…
まあ、それは良い。
初めて聴く人も多いだろうし、聴こうという姿勢はうかがえる。
で、問題は隣のカップルです。
ずっとVaundyどこで見るかゴニョゴニョ言ってるし、今ならアリーナ降りれるよ、気が散るからどっか行って欲しい。

2曲目「身も蓋も無い水槽」
あー、やっと隣の声がギターでかき消されて集中できます。
緊急事態宣言から3年だからこその叫び。
痺れるー!
尾崎さん、MCで「どうせアウェイと思ってたけどすげーじゃないか」言うてますけど、私、アウェイの真っ只中です。
クリープハイプTシャツ率高いから、どこで観ても盛り上がるやろう思うてたら、バウファンに囲まれて陸の孤島みたいになってます。
助けてー。

目に入る範囲、スマホ観ててステージ観てない人が多いけれど、いや、もういい、気にせずひとりで盛り上がります。

尾崎さんの喉の調子のせいなのか、カオナシ曲が2曲。
3曲目 「火まつり」と
6曲目 「月の逆襲」
ゆえに、カオナシさんがモニターに写る場面が多いわけですが、なんかこの日はめちゃくちゃ色っぽかったです。
気だるい感じは通常営業なんだけど、あー、あれだ、珍しく鎖骨がパッカーンとが出てるからだ。
しかも白シャツではだけてる感じが、品の良さと下世話さがせめぎ合っていて超エロいです。
カオナシさんて、首から鎖骨にかけてのラインが綺麗なんですよねー@喫音堂
これからはワンマンでも、もっと鎖骨出していってほしいです。

で4曲目 「キケンナアソビ」
みなさんが、ギャーってなるあのささやき。
今回もアリーナは悲鳴でしたけど、私は逆に、スンってなってしまう。
危険日は遊んで欲しくない、むしろ避けてくれ。
って冷静に思ってしまうんです。
代弁くんとして毎週あれほどキラーワードを口にしてるんだから、もっと別のこと言ってくれても良いのに。
今日どうだった?良かった?とか言って欲しい。

5曲目 「HE IS MINE 」
8曲目 「イノチミジカシコイセヨオトメ」
は定番で
7曲目の「オレンジ 」
をフェスで聴けたのが新鮮で嬉しかったです。
照明もオレンジに照らされてすごく綺麗でした。
間奏明けの
オレンジの光の先へ
で、手拍子がザッザッザッザッて揃うところがすごい好きでゾワーってなるんだけど、今回の陸の孤島では誰も手拍子してくださいませんでした。
チーン

今回は完璧に観る場所を間違ったけれど、クリープハイプ人気が国民的バンドレベルまでは全然達していないということを確認できてむしろホッとしました。
NHK短歌で足元を固めつつあるけれど、紅白歌合戦はたとえ黒組でもまだオファーは来ないでしょう。

それと、尾崎さんの鹿野愛を見届けることが出来たのは本当に良かったです。
鹿野さんのことをどんだけ好きで感謝してるかということを、ボソボソと不器用に伝える尾崎さんにギュンギュンなりました。
言葉巧みじゃない所が、らしくなくて、本当に好きなのが伝わったし、ひねくれてると言いながらこういう義理人情に厚いところが、尾崎さんが愛される理由だと思うのです。
鹿野さんじゃなかったら、扁桃炎に負けてたと思います、きっと。

フェス飯は激辛麻婆とパクチーモヒート


この日クリープハイプと同じくらい楽しみにしていたのは
ビバラロックアンセムズ
朝子さんとアイナちゃんと斉藤さんの歌声がなんかもう泣きながら歌ってるみたいに聴こえて、すごい神聖な気持ちになりました。
天国に向けて歌ってるようでした。
からの、セイヤさんのダイブ。
声出しだけじゃなくて、もうダイブもOKなんだなと思ったら、まさかのセイヤで泣きそうになったし。

そんで、なんつってもBE:FIRSTですよ。
ノーマークだったのに、今回の収穫。
歌上手いしダンスも上手いし、なんかみんな超キラキラしてて好青年!
スタンド席後方で観たけれど、周りみんなどよめいて盛り上がっていたし、ずっと観てられる。
ファンの治安も良さそう。
ワンマン行きたいほどではないけれど、またどっかで観たいな、と、思ったら、ナンバーショット出ますやん!
楽しみ増えたー。
ナンショの楽しみ増えたー。


ということで次回のひとりフェスは
7月23日福岡PayPayドームで開催のナンバーショットに行く予定です。

#ライブレポート
#クリープハイプ
#ビバラロック2023
#ビバラロック

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