ロサンゼルス生活171-173日目
ロサンゼルスは秋に向かっている。
日記。もう随分長いこと日記を書いている。ブログを始めたのは2005年の12月。なんだかんだで19年も続いている。書かなかった時期も多くあるけれど。書かなくなると書きたくなる。シンプルに書くことそれ自体が好きななのかもしれない。
時に書いている自分に疑問が生じることもある。よくある。こんなことを書いていて一体なんの意味があるのだろう。ほとんど無意味なことを綴って垂れ流して、一体なんの得があるのだろうと。
しかしこれについてはすでに答えが出ている。書くことそれ自体が目的。これが私にとっての答えである。誰かを楽しませようとも思ってない。誰かの得になるとも思っていない。
ただ私が書きたいから書いている。言葉にして脳内をアウトプットしないと気持ちが悪いから書いている。また書かなくなると脳内イメージの言語化が遅くなる。ある種のトレーニング。そういう意味もあって書いている。
自分のために書いているならば、なにもウェブにアップしてなくていいではないか。もう一人の自分が言う。なるほど。確かにその通り。しかしこれについても私なりの考えがある。
自分が書いて自分が読む文章というのはダレてくるように思う。前提としてどこかに読み手がいること。これが私にとって大事なことである。人様に読まれたとしても恥ずかしくない文章。恥ずかしくない内容。これを書き続けることが自分にとって大事なのではないかと思う。
書くテーマはなんでもいいと思っている。日記ならネタに困ることはない。その日にあったことを書けばいい。今考えていることを書けばいい。
その上でもしどなたかが謎に楽しんでくださるならば、それはもう最高に結構なことであると思っている。どなたかに読んで頂きたいという気持ちは私にもあるし、どなたかに楽しんで頂きたいという気持ちも私にはある。
時々このようにして自分の中ですでに分かり切っていることを再確認することが必要になる。私という人間はそういう風にできているらしい。
再確認は終わった。また明日からもしょうもない文章をポチポチと綴っていこうと思う。