イベント参加は、現地派?配信派?という話

2020年の初めから世界中に広がったコロナウイルスのおかげで、オタクイベントのあり方もだいぶ変わってしまいました。
その最たるものが「イベント配信」になります。

コロナ前のオタクイベントは、現地での参加が基本で、大きなイベントであれば映画館でのライブビューイングが開催される、といった具合でした。
コロナ禍入ってしばらくは「無観客で配信」という形が主流になり、2023年現在では有観客、大きなイベントでストさらに配信も行うという開催スタイルも見られるようになりました。

今回のお話は、イベントの配信視聴と現地での参戦を比べてみようというテーマになります。


イベント配信のメリット

好きな場所で見れる

何はともあれ、これに限ります。
インターネット環境と端末(パソコン、タブレット、スマホなど)さえあればどこでも見ることができます。
そのため現地まで行く交通費が節約できます。これは会場まで遠い地方民には助かります。

また、チケット抽選で外れてしまい現地に行けない場合でもイベントを楽しむことができます。
これは大きいメリットだと思います。

値段が安い

規模によりますが、今のアニメコンテンツ、声優さんのイベントチケ代は8,000円〜10,000円弱くらいです。(ざっくり調査)
配信チケットになりますと、おおむね3,000円〜5,000円くらいです。なんと半額。お財布に優しい。
なんと半額。お財布に優しい。

期間限定でアーカイブが残る

これ!これが一番のメリットかも知れません。
ほとんどのイベント配信は、1週間ほどアーカイブが残り、期間中であれば何度も見ることができます。
うろ覚えだったりしたシーンや、盛り上がったポイントを何度でもを見返せる。これは嬉しいです。
自分の場合、現地参加したにも関わらずアーカイブ見たさに配信チケットを買ってしまった事もあるくらいです。

キャストさんがよく見える

広い会場の場合、ステージのキャストさんは豆粒くらいの大きさに見えたり、モニター越しでしか確認できない事があります。
配信の場合、カメラがキャストさんをしっかり映してくれているので表情や細かい動作を見逃すことも少なくなります。
会場が大きすぎてステージ上のキャストさんをモニター越しでしか確認できない場合もあるかと思います。だったら配信で見ても変わらないよね、って思います。

周りを気にしなくても楽しめる

家で配信で見る場合、一人で見る事が多いかと思います。
周りに他のお客さんがいないため、自分の好きなスタイルで楽しめます。
UOを焚こうが、オタ芸をしようがお気持ち表明されることは有りません。
ただ、同居している人やご近所への配慮は必要かと思いますが、隣にいる他人に配慮する必要がないのは大きなメリットです。

自分な好きなスタイルで楽しめる

配信を見ながら一杯飲んだり、(旧)Twitterで実況したり、好きなスタイルで楽しめます。
もちろん、イベントに真剣!視聴に真剣!というスタイルも全然ありです。

現地参戦のメリットは?

ここまで書いてきて、あれ?現地にメリットある?って思ってしまいました。
かつては自分もライブイベントには現地参加が基本でした。
ライブイベントでの現地の熱量は確かに配信では得られないなと思います。
また、演出も大きなイベントになるにつれ豪華になります。派手で大きな演出の場合、配信ではなかなか伝えきれないなとは思います。

昨今のイベントでは現地に来てもらうために運営側が色々と試行錯誤しているように思えます。
例えば、現地で展示イベントを開催したり、コラボフードなどを販売したりと、現地に来ることへのライブを見ること以外の新しい価値を付与しているイベントも有りましたね。
なるほど、こういうのがあるならちょっと見に行きたいなぁって思いましたもの。

配信やライブビューイングがなかった時代は、現地参戦のみがイベントを楽しむ唯一の方法でした。
コロナ禍がきっかけではありますが、楽しみ方が増えるのは良いことだと思います。
自分の時間やお財布事情などを考えながら、これからもイベントを楽しんで行きましょう。


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