見出し画像

【EDIX東京②】展示ブース。生成AI関連を中心に。

5/9、セミナー視聴(よろしければ以下参照ください)とともに、展示ブースにもいくつか訪問。生成AI絡みの3つのブースをレポートします。

1.スタディポケット

ChatGPT4 Turboをクラウドで提供。生徒向けと先生向けにサービスが用意されている。※入力データは機械学習に利用されない仕様。

スタディポケット for STUDENT⇒生徒向け。AIが直接答えを教えない独自の探究モードを実装。(探究モードの件、セミナーでもいろいろ指摘あったなあ。そんなにすぐ答えが出ることが問題なのだろうか。)
スタディポケット for TEACHER ⇒教師向け。問題や指導案の作成など、校務に特化した数十種類ものプロンプトが用意されている。そのため自分でプロンプトを書くことなく、ChatGPTを活用することが可能。

文部科学省の学校DX戦略アドバイザー事業に採択され問い合わせ多数とのこと。私が(勉強する時間の確保が難しい)教師だったら、こういうサービスが欲しいと思う。

2.RUN.EDGE 株式会社「RECOROKU」

研究授業などを録画して、その動画をみた指導者が気になるシーンに付箋やコメントなどを挿入できる「REKOROKU」。録画を元に意見交換がでできるなど、経験の浅い先生の授業力向上に使えるサービスだ。
「REKOROKU」は、音声を文字起こしできるのだけれど、授業の音声をそのまま文字起こしすると、結構読みづらい。
今回は新機能で、生成AIを使ったAI要約が可能になった。
話をする当人からすると、長々としゃべった文章が数行にまとめられたらショックが大きい気もする。ただ、明確に可視化されると、授業を改善しようとする意欲につながるかも。

3.Google

定期的にブースでセミナーを実施。
具体的な教育委員会での導入事例を例に「Gemini」×「Vertex AI」を説明していた。
GIGA端末系の説明もあったが、全体としては生成Al推しか?MicrosoftのCopilotに対抗して、AIのプラットフォームVertex AIを盛大にアピールしている印象あり。視聴者数もかなりな人垣が。


Googleだけでなく、Microsoftも校務ベンダーも、人を呼び込むためのブースセミナーは生成AIを取り上げるケースが多かった印象。
NextGIGAの盛り上がりの一方で、今年の裏の主役は、生成Alなのかも知れない。

教育・IT関係の情報、時々一人旅の記録や日々の出来事など発信。最近は生成AIにハマっているのでそっち系多め。地方在住。読書好き。犬と猫を飼っています。