簿記、始めました。
出会って嫌って
最近、簿記の勉強を始めた。
元々は商業高校出身だけど、卒業する最低限の資格しか取っていなかった。
1年の時、電卓だけ落としたけれど他の資格は全て取った。そしてそれを持ってして卒業を乗り切ることになる。
授業だけでは、日本語ワープロ検定の合否基準であるどうしても10分で300文字が打ち切れない。家でもタイピング練習がしたくて、この時に初めてパソコンを買ってもらった。
このパソコンで自由に自作詞を打ち込んだり小説の真似事を書いて遊んだりしているうちに、タイピングがとても早くなった。
3年生の時、卒業間際に受けた全経2級が受かってて、卒業後に証書が届くなんてこともあった。
全商3級、全経2級の簿記は持っているけれど、通用するなら日商簿記だろう。
と思い立ったかどうかはもう覚えていない。
25を過ぎるか過ぎないかの頃から、もう一度勉強してみようと様々な簿記のテキストを開いてきたけれど、どれも序盤の序盤、簡単な仕訳で挫折を繰り返した。
『売上は……金が増えたから借方やろ』
『仕入れ、仕入れ?仕入れはものが増えたから借方やろ』
結果、見事な惨敗である。
【資産・負債・資本・費用・収益】
全ては、高校時代に覚えたはずのこのカテゴライズがとても曖昧だったことが原因だったのだ。
これが一番分かりやすい ※当社比
看板に偽りなし、と体感したのがコチラ。
『いちばんわかる 日商簿記3級の教科書』
第2版 CPA会計学院
もう既に、門戸を開いて何日か経つけれど、面白くて止められなくなっている。
学び方はとても遅いが、無理なく理解出来てから先へ進められるので、私にはとても合っている教科書だ。
各節ごとの例題は1問と少なく、模擬試験等の付録もないが、この本当は別に問題集があるので近いうちにそちらを買う予定である。
最速の簿記試験は11月。
そのタイミングで受けるかどうかは未定だが、一度は挑戦しようと決めて、また教科書を開くのだった。
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