見出し画像

担任道 初日編

教頭になる前の18年間、教員として卒業担任で4回、学年主任で1回、卒業式を迎えました。
担任をするにあたってどんなことをしたか振り返りたくなり、何回かに分けて綴ってみようと思います。
何回続くやら…

学級開き初日に必ずやるのが「出席簿を見ずに点呼」。
生徒の顔を見ながら、その生徒の名前を一人ひとり呼ぶわけです。お互い見知った関係になれば楽にできることですがそれを初日からやるわけです。
生徒には信頼のおける担任だと思って欲しい、その一心です。
自己満足かもしれませんが、結果としてはやって良かったと思っています。

点呼している最中は正直めちゃくちゃ緊張します。。。失敗できないわけですから…。でも幸いなことに失敗したことはありません。
成功に向けて、顔写真と名前を出席番号順に覚えていきます。一週間前からトレーニング開始です!
顔写真を目に焼き付け、目をつぶってその生徒の顔を思い出しながら、心の中で生徒の名前を呟きます。最初の5人、次に10人、、、と少しずつ覚え、その数を増やしていきます。仕上げは布団の中で目をつぶって暗唱大会。これを繰り返して全員分を頭に叩き込む。まるで歴史のテストを受ける高校生のような気分。

できるようになってきたら、次は座席表とにらめっこ。教室で座っているイメージを沸かせながら暗唱します。学級開き前日には事前配布物を机に置き、その後に最終確認。これで準備は万端です!
あとは本番を迎えるのみ!これでつかみはOK👍

これで担任としての気概を生徒に感じてもらおうというのが目的です。今までの経験からは伝わっていたのではないかなと振り返っています。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?