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2023年の個人的なスピッツベスト5を考えてみる。

2023年もまもなく過ぎようとしています。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
僕は、相も変わらずスピッツばっかり聴いています。

そこで、2023年の個人的なスピッツベスト5を考えてみたいと思います。


はじめに

2023年はスピッツにとってはかなり激動な一年だったのではないでしょうか。
アルバム「ひみつスタジオ」の発売、「ひみつスタジオ」全国ツアー、映画「優しいスピッツ」の公開、劇場版名探偵コナンの主題歌抜擢など。
コロナを経て少し影を潜めていたスピッツの存在が一気にメディアに知られることになり、その人気がより大衆的なものになったと感じています。
実際に草野さんもライブの際に「美しい鰭」のおかげでスピッツの寿命が10年伸びた、と言っていました。

いちファンとしては、嬉しい気持ちもありますが、どこか悔しい気持ちもあります。スピッツがいろんな人に聴いてもらえてそれが評価されることによる喜びに反して、自分の中のスピッツが遠くに行ってしまうようなさびしさ。

ですが、その心配はありませんでした。
なぜなら「美しい鰭」はスピッツらしさ全開の曲だったからです。
そして、アルバム「ひみつスタジオ」は何といっても傑作でした。
2023年はコロナ禍を経て、スピッツにも明るい兆しが見えた一年だったと思います。

※今回のランキングはあくまで今年のランキングです。昔から好きだった曲は殿堂入りとして記載していません。今年好きになった曲の中でのランキングですので、ご了承ください。


第1位:さびしくなかった

ニューアルバム「ひみつスタジオ」から。このアルバムはどの曲も割と好きなのですが、特にこの曲はリピートしています。初見の印象は「地味だな〜」という感じでしたが、聞けば聞くほど好きになっていきました。別の記事で詳しく触れる予定ですが、とにかく歌詞が美しい。実はかなりロックです。「ひみつスタジオ」ツアーの円盤化はあると思われますが、おそらく収録されないと思うので、僕が行ったライブで聴けたことは一生の宝物です。

第2位:ブチ

アルバム「醒めない」から。元々好きでしたが、今年でさらに好きになりました。最近のスピッツの新曲はかわいい曲が多いですが、この曲もかなりかわいいです。歌詞も面白く、さまざまな解釈ができそうですが、僕はこの歌詞が大好きです。今までのテイストとはかなり違うと感じています。この曲を聴くたびに、悩みを一つ忘れることができるような、僕にとってはすごく励まされる曲です。ぜひライブでやってほしい。

第3位:TRABANT

アルバム「とげまる」から。今までと印象が変わりました。今までは「とげまる」の中でもあまり好きではなかった、印象が薄かった、のですが、ガラリと変わりました。まず、めちゃくちゃロックです。これほどかというほどのロックです。分かりやすくロックです。個人的にはサビ部分のドラムが好きです。この曲も今年で好きになった曲の一つとしてランクイン。

第4位:さらばユニヴァース

アルバム「8823」から。この曲も今までは印象が薄く、「8823」を聴く機会があまりなかったこともあり、完全に存在を忘れていました。ある友達の発言から気になってもう一度聴いてみると、なぜこんな名曲を今まで認知していなかったんだ、と自分を怒りたい気持ちでいっぱいです。歌詞なんですが、めちゃくちゃ切ないです。今度深く考察してみたいです。どういうわけかイントロを聴いただけで切なく思えてきます。君はどう思ってる?

第5位:あかりちゃん

アルバムには収録されていない未発表曲です。去年のゴースカ8で生で拝聴しました。この曲も非常にかわいいです。歌詞が面白くて、なぜか温かい。女の子の名前が出てくるスピッツの曲に外れなし。ゴースカのアンコール前のランキング発表の時に「あかりちゃん」が選ばれたタイミングで後ろで流れていた草野さんの歌声はあの死ぬほど聴いたスタジオライブの「あかりちゃん」とは違う「あかりちゃん」でした。音源化が待ち遠しいです。


いかがでしたでしょうか。
皆さんの好きな曲はランクインしていましたか。

以上です。
ここまで読んでくださった皆様、貴重なお時間をこんな記事に割いていただきありがとうございました。

良いお年を。


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