転職エージェントが受けるリモートワークの意外な影響
↑この件は無事(?)、候補者さんから他オファーを受諾しますと連絡を頂きましたとさ、とほほ。
さて、今回は変わったタイトルかもしれないが、リモートワークが普及してきた昨今、実は転職エージェントとしては思いがけない影響が出ていると言う話。
Mr.カンガルーの担当している業界(どこまでオープンにするか、、とりあえず今はまだ内緒で)は、比較的在宅勤務/WFH/リモートワークのしやすい職種が多い。
私は今現在、東京ではないエリアを担当しているのだが、これがコロナ以降の世界で大きな影響を受けることになった。
うちの会社は職種とエリアをもって担当が分けられている。
「人事領域の東京エリアを担当するコンサルタント」「製造領域の大阪エリアを担当するコンサルタント」のような割り当ての仕方。
一方、リモートワークの場合は候補者さんの居住地がどこであろうと、「所属する部署の勤務地」が担当エリアを決める基準となる。
例えば、愛知県にいる候補者さんがリモートワークで働く場合、所属が
「中部支社 〇〇営業部」であれば愛知県担当のコンサルが
「本社(東京)営業部 中部エリア担当」であれば東京担当コンサルが
候補者さんと連絡することができるのである。
コロナ前は地方に支社を置き、地方拠点で人材を採用する企業も多かった。
ただコロナ禍で対面ではなくオンラインで取引が完結できるようになると事情は一変。職種にもよるが、私が担当している業界の場合は、どこでもオンラインで働ける仕事になったことで、本社所属となってしまうことが多いのだ。(つまりほとんどの案件が、東京案件になってしまう、、、!!!)
もちろん何かあったときに対面で顧客のところに行く必要はあるが、コストをかけて支社をおいておく必要はない。顧客も東京に集中しているので、業務内容は東京8割+候補者さんの住んでいる周辺エリア2割。
候補者さんにとっては東京の方が、仕事の規模は地方より大きいものが多いし、働き方は在宅ワークだし、ということでメリットしかない。だがこれはMr.カンガルーにとっては、大きな痛手。
本社(東京)所属・地方在住リモートワークの案件は全て東京担当コンサルタントの仕事となってしまう、というカラクリになってしまうのである。
クライアントからヒアリングをして仕事を取ってきても、リモートワークであればMr.カンガルーは手を出せない。
求人媒体からヒアリングをして候補者さんを見つけてきても、Mr.カンガルーが紹介できるのは「地方所属・出社/リモートワーク」の仕事のみ。
なんじゃこりゃ!
愚痴日記みたいになったが、でも仕組み的に厳しくない?
なんとかせねば。
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