ファンダメンタル?テクニカル?何それ?
投資にはよくわからない横文字のワードがたくさん出てきます。
もちろん、深めれば深めるほど専門的な単語も増えていくわけですが、初心者向けの書籍を見ると、初心者向けとはいうものの、やはり横文字の見たことないようなワードが出てきます。
今回、投資を始めると避けては通れない二つのワードをクローズアップします!
それが、『ファンダメンタル』と『テクニカル』です!
ファンダメンタル?テクニカル?
いきなり長い単語が出てきましたね。
炭酸飲料の名前とメンタルがくっ付いたようなワードですが、投資において非常に重要なワードです。
実は今回ご紹介する二つの単語は、どちらも分析方法の名称です。
いきなりの質問ですが、みなさんは株を買うとき、どんなことを調べますか?
企業のこれまでの業績や財務状況などでしょうか?
それとも、これまでの値動きのパターンや傾向を調べますか?
実は、この銘柄を選ぶときのアプローチの違いがファンダメンタルとテクニカルの違いなのです!
ファンダメンタル分析
ファンダメンタル分析とは、相場の大きな方向性を掴むために景気動向、金融政策、財政政策等の変化が市場全体にどのような影響を及ぼすのかを分析するものです。
また、個別銘柄を選定するためにニュースや決算説明書類などを読んで、企業収益が、増えるか減るか、増え方や減り方はどのくらいか、それは一時的なのか、将来は…
などの分析に対して、現在の株価が高いのか安いかを判断する方法です。
説明が長くなりましたが、要するに銘柄を選ぶ際に値段に影響するであろう様々な情報を調べてから購入するかを決める方法です。
テクニカル分析
一方でテクニカル分析とはどんな方法なのでしょう?
テクニカル分析とはずばり、過去の値動きをチャートで表して、そこからトレンドやパターンなどを把握し、今後の株価、為替動向を予想するものです。
チャートは取引の結果としてできたものであり、値段は投資家の思惑で決まっています。
過去にも似たようなパターンがあれば、将来も同じようなパターンになる可能性が高いと予測されるわけですね。
値動きのパターンを見る方法なので、ファンダメンタル分析と異なり情報収集の必要性は低くなります。
頼りすぎは禁物
ここまで見ると、知識がなく情報収集が苦手でもテクニカル分析なら投資ができそう!と思われた方もいることでしょう。
しかし、どちらの分析にも注意点はあります。
それは、実際の相場は過去のパターンと必ずしも合致しないということです。
似たようなことが起きやすいとはいえ、必ずその通りになるとは限らないのです。
これは、ファンダメンタル分析をしていてもテクニカル分析をしていても同じです。
きちんと分析をしても、想定外のことが起こってしまうのが現実です。
分散に頼りすぎず、リスクには備えておく必要があるということですね。
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