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「投資」は育てましょう⁈

 投資をこれから始める方に多いのが「株で一攫千金だ!」と、短期的な投資で大きな利益を狙う方です。

 投資はお金を増やす手段の一つですが、どちらかといえば小さいものをコツコツと育てていくものなのです!

投資のためには…お金を貯めましょう⁈

 私には子供が2人います。最近、上の子が「足が痛い」と言って膝や踵をさすることが増えてきました!みなさんも年齢に差はあれど経験したことがあるのではないでしょうか?
 いわゆる「成長痛」です。成長期の体の成長に伴い各部分に痛みが出てくるものですね。

 投資も同じように「成長期」が存在します。

 「え⁈買いたいものがあるから投資しているのに⁈」という方もいらっしゃるでしょう。

 たしかに、お金は使うためのものです。(お金のことが大好きでお金をたくさん手元に置いておきたい!触れていたい!という方は別ですが…)以前のブログでも触れましたが、投資家はお金を巡らせて経済を回す役割があります。お金を巡らせるのは投資家に限ったことではありません。一般の消費者も生活に必要なものを購入するためにはお金を払う必要がありますから、金額に差はあれど経済循環に貢献しています。

 ですが、資産形成のためにはお金を貯める必要があります。
 投資では元手の金額の大きさが運用の成績を左右します。最初は投資にまわせる金額が少なくても、ある程度まで増やしていくと複利の効果でお金がお金を生み出す効果が増大していくのです!

 ですので、投資を始めて利益が出てもまずは「貯める」ということが必要なのです。(元手の金額が大きくて貯める必要がない方は除きますが)

「成長期」→「成熟期」へ

 成長期は投資に限らず企業でも言えるかと思います。会社を立ち上げて最初のうちは、まず少しずつ出た利益を設備費用や人件費などに投資してより大きな利益が生まれるようなシステムを構築していかなければなりません。貯めるのではなく投資にまわしていくのです。会社の規模がある程度まで育ってきた段階で貯めていく段階に入るのです。日本国内の大手企業の多くがそうであるように、最初は小さな会社が成長して今に至っているのです。

 投資も同じようにある程度までは利益をさらに投資に回してなるべく複利の力を活かせるようにするべきです。

 ある程度のレベルまではリスクを取って株式投資を行い、お金が貯まってきた段階で今度はお金がお金を一定規模で生み出せるようになってきていると思いますけら、リスクを徐々に抑える商品へシフトします。

 個人的には「成熟期」と呼んでいますが、ここまでくれば今度は株式メインから、債券などの商品へメインをシフトして日々の市場動向に一喜一憂せずにお金がお金を生み出す仕組みの恩恵を受けられるでしょうね。

まずはしっかり成長させよう

 このブログを読んでいただいている方はこれから投資を始める方も多いと思います。一攫千金を目指したくなる気持ちもわかります。ですが、現実は甘くはありません。

 資産は育てていくものです。利益が出た分使いたくなると思いますが、そこは堪えて、まずはじっくりと育てて熟すまで時間をかけて向き合っていくべきなのです。

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