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投資対象ってお金だけじゃない⁉

ここのところ、テレビのニュースでも連日報じられているように「円安」が続いていますね。

これはアメリカの通貨である米ドルを日本の通貨である円で換算したらいくらになるのかを表しています。秒単位で動いていますよね?

私たちが普段生活している中では、お金の価値が動いていることをあまり感じませんが、今この瞬間も動き続けているのです。

このように、お金に限らず様々な「値段」が日々動き続けています。

投資と聞くと、先ほどの円とドルのように「お金」や「株」ばかりが対象と思われがちですが、実は私たちの日常に関わるものも投資の対象になっているのです。


不動産

おそらくお金以外で投資と聞くと、真っ先にこれが思いつくという人も多いことでしょう。

土地や家屋は価値があり、その価値は土地の位置する場所や建物の年数など様々な理由で変動しますね。

このように価格が変動するものは、不動産に限らず投資の対象になりやすいのです。

投資として不動産を持っているわけではない人も多いと思いますが、賃貸であれば毎月家賃が発生しますし、持ち家であれば税金やローンなどが発生し、どんな選択をしていても、お金が絡みます。定期的な出費があるわけですね。

それだけにお金以外では身近な投資対象ともいえるでしょう。

原油

自動車をお持ちの方は日々ガソリンスタンドの値段に気をつけているという方も多いのではないでしょうか?

私もそんな一人です。

このガソリンの価格も日々値段が動き、原油の取引価格は投資の対象になっています。

中東で紛争が起こったり、テロが起こると日本が輸入する原油価格が動いて消費者はその値段に振り回されているわけですが、投資家の中には、情勢が緊迫して原油価格が上がりそうになると原油に投資をして、資産を増やしている人がいたりします。

ガソリンが高くなって苦しい思いをしている人とは真逆ですね。

都市部の公共交通の便がいいところに住んでいる方は馴染みがないかもしれませんが、自動車が生活に欠かせない場所に住んでいる人には、不動産と同じくらい身近にある意外な投資対象です。

金やそのほかの金属

不動産と同じく値段が変動するものとして身近なのが「金」でしょう。また、金以外には銀やプラチナなどが取引されます。

金だけでなく銀などの金属は、買取店の店頭にその日の買取価格が表示されていたりしますよね?

以前、このブログでもご紹介しましたが、金は価値が落ちない安全資産とされ、株とは対照的な値動きをする投資対象の一つです。

最近では外国人窃盗団が屋外の施設から銅線を盗み出したり、金属でできている側溝のふたが盗まれる事件も起きています。

これも使われている金属の値段が上がったことにより起きていると言えますね。

小麦などの穀物

最後にご紹介するのは私たちの生活に欠かせない穀物です。原油と同じく、買い物のときに食料品の値段を気にしている人も多いことでしょう。私たちの生活には欠かせませんね。

ウクライナ侵攻により、小麦の値段が上がったのをご存じの方も多いのではないでしょうか。

小麦に関わらず、穀物の値段も投資対象として日々取引がされています。

穀物は人口増加による世界的な食糧不足だけでなく、家畜のえさとして利用されたり、最近では化石燃料の代わりとなるバイオ燃料の原料にも使われるため需要がひっ迫し、その値段も上がっています。

いかがでしたでしょうか?

私たちの身近なものでも実は投資対象になっているものがたくさんあるのです。

為替取引同様にこれらの取引は難易度が高いため、投資初心者にはお勧めできませんが、株価などと並んで日々値段を調べることができますから、日ごろから値動きをチェックしてみると、株や為替との関連性がわかってとても面白いですよ!



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