リスキリング

リスキリングに1兆円お金を支援するニュースをやっていました。
終身雇用、年功序列の制度はもう終わりを迎えています。日本もいよいよ産業がなくなっていき、世界に遅れをとっている状態です。
成長産業に人材を促していくためにリスキリングを用いたようです。
そもそもリスキリングとは、新しい仕事に就くためにスキルをつけさせることです。
スキルを持っていたとしても、衰退していく産業のスキルであれば意味がない。
成長産業に使えるスキルが必要ということです。
これから、AIなどの発達によって今の仕事は半分近くなくなるとされています。
自分の仕事がAIに取られないためにも、これからを生き抜いていくためにも、新しい産業にシフトしていく必要があります。
つまりは、新しい分野への挑戦が必要になっていくわけです。
自分はこの仕事が好きだからやっている、という人も少なくないと思いますが、関わっっているその産業が衰退産業であれば、やり続けていくことは厳しいです。なぜなら国が衰退産業にお金を出してくれないからです。
成長産業に国はお金を使います。
今の日本の人口ピラミッドを見ればわかることですが、ほぼ逆三角形になっています。
団塊の世代が高齢者になっていくのに対して、そこを支える若者が限りなく少ないです。
その少ない人数で日本を支えていくためには、成長産業に人材を回して、何とか経済をまわし、国を支えていかなければなりません。
いずれにしても少ない人数を無駄にすることはできないわけです。
そうなると、好きな仕事をやりたくてもできない人は多く出てきます。
本当に、早く行動をとった方がいいと思います。
新しいスキルを得るといっても、仕事以外で自分で勉強して得るスキルは仕事で使えることがほとんどないから、早く成長産業の仕事につけ、と国は言っているのかとも読み取れます。
仕事で使えるスキルは仕事でしか得られないのかと思います。
かといって、いつの時代でも通用する普遍的なスキルもあります。
例えば、組織を束ねるマネジメント能力とかはいつの時代も必要です。
まずは、これから伸びそうな産業をいち早く見つけることが最優先です。
いつの時代も、新しい産業を見つけ、それを作り上げた人たちが成功者になっていきます。
これからの時代は本当に変化の激しい時代です。
変化に対応し続けて、時代に取り残されないようにしていく必要があります。
自分の市場価値を上げるためにも早い行動が要求されていきます。

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