ネイティブアメリカン・ラコタ族の作る雑貨の紹介
「ネイティブアメリカン」という言葉は聞いた事のある方も多いと思います。その方達が作っている雑貨や作品に目を留めた事もあるかもしれません。
今回は、数ある部族の中からラコタ族に注目し、歴史や文化と共に作品を紹介します。
ネイティブアメリカンとは？
アメリカの北米地域に2万年前から独自の文化を築きながら暮らしていた人です。 現在、連邦政府が認める部族集団は574部族と言われています。 部族によって、山岳地帯や砂漠、平原や海岸沿いと様々な場所で暮らしていますが、自らも自然の一部ととらえ、自然と調和し、 精霊に敬意を払うという思想を大切にしています。
約500年ほど前にヨーロッパ系の白人達が彼らの土地に侵略した為、インディアン戦争(北米植民地戦争）が起き、白人による大量虐殺、民族浄化や強制移行などが行われ、 迫害を受けた歴史があります。 この戦争でスー族は白人との間で何度も闘いを続けました。 今回はこのスー族の中の1つの部族、サウスダコタ州のラコタ族の方が作る作品の紹介です。
ラコタ族について詳しくは Wikipediaを参照
ネイティブアメリカン雑貨に秘められたパワー
ネイティブアメリカン雑貨には彼らの自然と精霊への思想が込められています。
大自然のすべての事は「大いなる神秘」（宇宙の真理）のもとにあるとの考えから 作品を制作する際にも「大いなる神秘(スピリット）」との対話をし、祈りを捧げながら制作します。
例えば、バッファローの皮を使った作品などでは、亡くなったバッファローに敬意を表し、その時に降りてきたスピリットの言葉や バッファローの持つ強いパワーなどが、その作品に注がれるように祈りを込めます。
すべての作品は制作時から行きつく場所が決まっていると言われています。 その人にとってパワーや癒しが必要だからやって来るのです。
疲れた時、自信を無くした時、今よりパワーが欲しい時などはネイティブアメリカン雑貨からエネルギーをもらってみてはいかがですか？
ドリームキャッチャー
輪に糸を張って蜘蛛の巣に見立て、悪い夢を網で絡め取り、良い夢だけをすり抜ける様に願って作られたお守りです。
数年前に日本でもブームになりましたが、 ベッド周りに掛け、魔除けのお守りとして有名です。
ドリームキャッチャーはラコタ族だけでなく他の部族の方もよく作成されている雑貨の1つです。
鹿の角を使ったアクセサリー
鹿はネイティブアメリカンにとって大地の恵み、大地の穏やかさを表す動物なのでヒーリング作用の効果があると言われています。
家族を大切にする意味合いもあるので母性や、大地を軽やかに走り回ることから、スピードの象徴としての意味合いもあります。
鹿の角を使った雑貨はシンプルなのでどの様な装いにでも合うので使い勝手が良いです。
ビーズアクセサリー
ラコタ族の古くからのアートワークの1つとしてビーズワークがあります。
今回はアクセサリーの中でもピアスの写真を記載していますが、 ピアス以外にイヤリングやストラップなど様々な商品があり、 ピアスやイヤリングは光に当たるとキラキラと輝いたりするので、お顔が華やかな印象になります。
パイプストーンアクセサリー
儀式の時に使用する「聖なるパイプ」の石を使用したアクセサリーです。
「聖なるパイプ」は非常にスピリチュアルなもので、煙草を吹かす事でスピリットと会話をすると言われています。
儀式に使うパイプに使用される石で、とてもスピリチュアルなエネルギーがあるとされる石です。
写真はその石を使用して作られたピアスになります。
ネイティブアメリカンドラム
儀式の時にも使用されるドラムです。 彼らは音楽を通じて、歴史や信仰などを語り継ぐという文化を持っており、音楽はヒーリング（癒し）や儀式においても重要な役割があります。
例えば、鹿は軽やかで伸びのある音、エルク は引き締まった太い音、
バッファローは強靭でずしっと量感の有る音など、動物の皮によって音に違いがあります。
ドラムもラコタ族だけでなく他の部族も作成をしています。
革工芸品
革工芸もビーズワーク同様にラコタ族の古くからのアートワークの1つです。
写真はエルクを使って作られた袋ですが、他にもブレスレットなど、
様々な作品があります。
ラコタ族は大平原部で暮らす狩猟部族なので元々は馬にまたがりバッファローを追いかけ、その肉を主食とし、残った革でティピーという皮の住居を作って移動生活をしていました。
その事からも革工芸が古くからのアートワークの1つである事が良く分かります。
ラコタ族の雑貨を購入するなら「Little Star」
今回、紹介をした作品はこちらのサイトから購入する事が出来ます。
https://little-star.studio.site/
雑貨だけでなく、はちみつを使った商品や浄化作用のある商品なども販売されています。
「Little Star」の意味は「星は暗闇でも輝く、どんな時も希望を持って星の様に生きる」
作者の方が「商品はそれを必要とする人の所に行くので、
その商品からパワーやエネルギーをもらい元気になってほしい」
との思いがあり、他のネイティブアメリカン雑貨の販売サイトと比較すると、かなりお求めやすい値段設定になっています。
作品はすべて手作りで1点物です。 作者の方が1つ1つ祈りを込めて作成されています。
作者紹介はこちら https://little-star.studio.site/2-1
Justes Wilson
私自身、Little Starの雑貨、特にアクセサリーの愛好家です。 ビーズピアスならカラフルな色合いなので身に付ける事で気分は良くなりますし、
鹿の角のピアスやパイプストーンピアスは苦手な人に会う時などに身に付ける様にしています。
身に付ける前に「力をください」とお願いすると物事がスムーズに進む事も多々あります。
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