ジャイアンツファンの独り言１２

    巨人が８日、絶対に落とせない広島戦（東京ドーム）に５－０で勝利し、優勝戦線に踏みとどまった。

    先発は、巨人が戸郷、広島は大瀬良。ノーヒッター対決で注目を浴びたが、両者とも６回までゼロを並べ、白熱した投手戦を展開した。

    均衡が崩れたのが７回裏。大城、坂本の連打で無死一、二塁のチャンスを作り、モンテスが左中間にツーベースヒット。大城が生還し、先制点を挙げた。

    なおもノーアウト満塁から、戸郷が左前へタイムリー。敵失も絡んだうえ、ヘルナンデスにもタイムリーが飛び出し、この回一挙５得点とした。

    戸郷はこの日、ストライクゾーンを幅広く使い、ストレートをコーナーにビシビシと決める好調ぶり。今シーズン２度目の完封勝利を遂げた。

    打線を見ると、坂本の復調が大きい。前日の猛打賞に続き、この日もマルチヒット。夏場にきて、彼の存在感が増した。

    モンテスが決勝打を放ち、来日初のお立ち台。２安打したヘルナンデスとともに、新外国人が打線を支えている。

    巨人は、対広島３連戦を１勝１敗１分けで終え、首位広島に１ゲーム差の２位に食い下がった。戸郷の完封で、リリーフ陣を休められたのも収穫だ。

    ９日からの中日３連戦（バンテリンドーム）を挟んで、１２日から阪神３連戦（東京ドーム）。どの試合も重要だが、特に阪神戦は甲子園で３タテを食らった雪辱の戦いとなる。

    １週間後、混セがどうなっているか。吉報が届くのを楽しみにしている。