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好きなものを好きということ、BODYSONG.のデニムについて。
読みたい本を全部読み切れないまま人生が終わってしまうのは結構寂しいなと思います。
普通に生きていて、読みたいと思う本は日々どんどんと増えていきます。
でも、そのうち実際に手に取って読むことのできた本の数は少ないということに気づきました。
読みたい本が現れるスピードに、自分の読むペースが全然追いついていかないです。
ただ、少し見方を変えてみれば、それはとても幸せなことなのではないかとも思いました。
本を読むことはとても楽しいことなわけで。
読んでも、読んでも、
読んでも、読んでも、
また次の楽しいことに遭遇できる。
そう思えば、
「絶っ対、読み切れないじゃん」って思うほど読みたい本がたくさんあることはとても幸せなことです。
この前、原田治さんの「ぼくの美術帖」という本を読みました。
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芸術のことを全く知らない僕はこの本を読むのにとても時間がかかりました。
でも、なんとしてでも、分かりたい、知りたい、読んで、自分の記憶に刻みたいと思いました。
どうしてか。
著者である原田治さんが、好きな芸術家について
なんで好きか、どういうところが好きかを
ものすごい熱量で、まっすぐに
書かれていたからです。
美術に疎い僕はこの本に書かれていた画家のことをほとんど知らなかったし、
正直、読み終わって間もない今も、画家の名前やどんな作品を描いた人かということは事細かには覚えていません。
だけど、読んだ後、とても満たされた気持ちになりました。
やはり人が自分の好きなものを熱を持ってまっすぐに言葉で伝えることはこんなにも素晴らしいのかと。
また、そのような思いの込められた文章はとても美しいです。
だから、僕は、
僕の大好きな洋服のことを、その洋服への思いをのせて、
きちんと言葉にして、文章にして、伝えていかなければいけないと思いました。
このブログを読んだり、実際にお店でお話ししたりして、
僕の大好きな、お店に並んでるお洋服のことを
「いいな」「着たいな」と思ってくれる人がいてくれたら、
これ以上幸せなことはないのです。
今日もだいぶ回り道をしましたが、
今回も大好きなお洋服のことを書きたいと思います。
ミスタードーナツでも食べながら、読んでくれたら嬉しいです。
BODYSONG. / REHALFSW-DENIMFRONT / BLACK
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BODYSONG.では古着のデニムパンツと他のパンツをドッキングしたアイテムを毎シーズン継続してリリースしています。
毎回かっこよくて、毎回欲しくなってしまいます。
大好きです。
僕はこのシリーズのことを勝手に「即興デニム」と呼んでいます。
BODYSONG.のブランドコンセプトである「即興性」。
古着を解体し別のものどうしを組み合わせて新しいアイテムを生み出すという形の服作り。
このアイテムは特にBODYSONG.のアイデンティティを強く感じます。
その人だから作れる服、その人にしか作れない服。
そんな洋服が僕は大好きです。
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今回はデニムパンツとスウェットのハーフパンツをドッキングしています。
洋服を広げて見てみると、
前がデニム、後ろは半端な丈感のスウェットパンツになっているように見えますが、
履いてみると、単に前後で生地を切り替えているのではなく、
歪んだ切替になっているということが分かります。
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人の脚の曲線を描いたような形。
歪んでいるんだけど、実はそれこそが正しい形になっているという。
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これまでの数シーズンではワイドな形が多かったのですが、
今回は細身のシルエットになっています。
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実際には決してタイトではなく、ウエストも大きいですし、全体的にもゆとりのあるサイズ感です。
実際、太め体型の僕も、普通に楽に穿くことができます。
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歪んだ、絶妙なバランスのフォルムなので、
実際に穿くと細身に見えるという、
とても面白いパンツです。
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実はリフレクターになってる
付属のベルトで自由にサイズ調整できるので、男女問わず、幅広い方に安心して楽しく着ていただけますよ。
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気になった方はぜひ店頭とオンラインショップをご覧になってみてください。
BODYSONG. / REHALFSW-DENIMFRONT / BLACK
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今回も読んでいただき、ありがとうございます。
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