育児中に踏んでしまう地雷
こんにちは!
FindMe mama&kidsの古谷です。
早稲田大学時間栄養学研究所研究員、アスリートフードマイスター講師、病院の管理栄養士などなどを兼務しながら、ChronoMnage代表として、時間栄養学を基にした食事、レシピのアドバイスを行なっています。
さて、子育てをしている最中、特にパパがママの地雷を踏んでしまうこと、多いのではないでしょうか。
我が家も例に漏れず、踏まれていました。地雷。あまりに踏みすぎる時は、もう逆に尊敬した程です。「こんなに何年も一緒にいて、よくピンポイントで地雷ばっかり踏めるな、オイ!」と。
踏まれていた。という過去形なのは、実は今は踏まれる前に駆除する方法を教えたからなんです。
そもそも、なぜパートナーにイラっ!としてしまうのでしょうか。
東大の心理学チームの文献によると、「育児不安」というワードが出てきます。育児における不安要素のことで、特に初めて子育てする真面目な女性に多い傾向。「こうあらねばならない!、、、」という気持ちが大きくなってしまうのですね。育児不安が強いと、イライラが増える傾向にあります。
でも、親なら誰しも我が子にこう育ってほしい!!と思うのは当然のこと。まして、初体験の手探り状態の育児。緊張しない方が珍しいでしょう。
ではどうしたら育児不安を減らせるのか。育児のお話をする際に、男性によくわかってもらうよう、パパの仕事に例えてお話ししてみましょう。
①入社して初めての仕事、ドキドキ!うまくできるかな、、、先輩に色々教えてもらったし、マニュアルも読んだし
②一緒に仕事をするチームの同期が声をかけてきた!「その仕事の一部、俺が手伝ってやるよ」
はい!!
今、は??、お前の仕事でもあるのに手伝ってやるって何言ってんだよ?チームでやるんだろ??と思った方。おそらく地雷を回避できます。
さて、今の話を、子育て版ワードに変えます。
①初めての子育て、ドキドキ!うまくできるかな、、、先輩ママにも色々教えてもらったし、育児本も読んだし
②一緒に子育てするパパが声をかけてきた!「オムツ替え、俺が手伝ってやるよ」
ここで地雷ですね。でも、男性側からしてみたら、なんで?となるケースが非常に多い。自分の仕事に置き換えたら絶対にイライラするはず、、、ですよね。
仮に自分の仕事に置き換えてもイライラしないぞ?という場合は認識を変えるしか地雷を回避する方法はありませんが、実際何がいけなかったのでしょうか。
そもそも、子育てを母親の仕事と心のどこかで思っていると
手伝ってあげる
という概念が生まれます。でも、子育ては2人で行うものなのです。「手伝ってあげるもの」ではなく、「一緒に頑張るもの」そこの根底をしっかりと立ててあげることで、育児不安も抑えられると報告されています。
今回のケースであれば、仕事→こっちの仕事、俺先にやっとくわ!で良いし、育児→オムツ替えしとくねー!で問題なく済んだはずです。そんなちょっとした言葉のニュアンスが育児不安をなくしてくれる。
少し面倒かもしれませんが、地雷を踏まずに済む、、、のであれば少し言葉を変えてみてはいかがでしょう?
我が家では、この考え方を取り入れてから非常に円満になりました(*´-`)とはいえ、地雷を踏むのが天才的な夫です笑。今でもたまーに踏むこともありますが、なぜ踏んだのか、どうしたら踏まずに済むのか、その都度、話すようにしています。
そして、そんなパパやママを子供はよーーく見ています。受験の面接練習で、
Qお父さんとお母さんは、あなたにとってどのようなお父さん、お母さんですか?
に対して、「パパはママをよく怒らせています」と話していた娘も、最近では「パパとママはいつもニコニコしていて大好きです。」と答えるようになってます。
地雷を踏まない心構えと、踏んだ後のお互いの話し合いも育児には大切かもしれません。
FindMe mama&kidsでは、子育てに悩むパパやママを応援しています!
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