2019年上期に参加したデータ・AI系のカンファレンスの感想まとめ
こんにちは。FiNC Aチームのこみぃです。
本日は、私が2019年上期(FiNCの上期は1月〜6月)に参加したカンファレンスについての感想をまとめてみようとおもいます。
なぜカンファレンスに行ってみたの?
Aチームの今年の方針として、色々なカンファレンスや勉強会に参加してみようというのがありました。これは主に以下の理由からです。
・他の会社がどんなことをやっているかについてはアンテナを高く張っておくべきである
・行っても意味がないなと思ったら次から行かなければいい。まず行ってみないとそれが判断できない。
・テンションが上がる(とても重要!)
分析という業務はエンジニアリングやプロジェクトマネジメントのように、ある程度統一されたベストプラクティスがまだまだ少ない業種なので、一番上に記載した内容は特に大切だと考えました。
同じ理由で様々な企業のアナリストの方々との交流も積極的に進めており、それについては別途記事を書くと思います。
2つ目として、実際に行った結果としてあまり意味がなかったなと思ったなら次から行かないという判断をすればいいと考えました。業務を1日止めても行く価値があるかどうかは行ってみないと判断できません。「いいものなのかもしれないけどお仕事忙しいしやめておこうかなー、でも行ってみたいなー」などと考えるのは精神衛生上あまりよろしくありません。
3つ目は、単純にイベントなのでテンションがあがります。モチベーションの維持というのも仕事においては大切ですので、これについても少なからず効果があるかなと思っています。「うちの会社そういうの行かせてくれないんですよ。業務がとか締切がとかうるさいんですよ。」みたいな企業では働く環境としてモチベーションが上がりにくいですからね。
そんなわけで、2019年上期に参加したカンファレンスについて、どういうものだったかなどをつらつらまとめていこうと思います。
SIX 2019(3/4, 5)
ABEJAが主催するAI系のイベントです。セッションの内容が1日目が技術より、2日目がビジネスよりと分かれており、自分の業種によって参加する日を決めることができます。
若干小規模ですが展示会場もあり、AI系のサービスを展開している企業が出展しているという感じです。
ABEJAが主催していることもあってセッションはABEJAのサービスの宣伝や最新の取り組み紹介が主なのですが、ABEJA自体がAIにおいてかなり進んでいる企業なので、聞いていて勉強になることが非常に多かったです。
最初に書いたとおり技術とビジネスで日程が分かれており、それぞれについてかなりディープな話になるので、興味があるのであれば自分の業種の方(もしくはそこそこのスキルを有している方)の日だけ参加するのがオススメです。
ちなみになぜか私のようなただの参加者にもお弁当をただで配っていました。羽振りよしおですね。
人工知能EXPO(4/3, 4, 5)
基本的には「AIを導入したい企業」と「AIサービスを展開している企業」のためのカンファレンスです。そのため展示会の比率が多めです。
セッションの内容もどちらかというと「AIを導入したい企業」向けで、これからはAIの時代であるとか、先を行く企業はこんなことをしているとかそういった内容が多めです。
面白いと感じたのは、国のAI施策についてのセッションがあり、個人的に非常に勉強になりました。
そういう感じなので、AIというものに対してそこまで知識がなく、全体像とか今後のトレンドを把握したいみたいな方は行く価値があると思います。逆にゴリゴリのエンジニアが最新技術を求めて行く場ではないなという印象でした。
最新のお客様事例から学ぶ、AWSのAI サービス(5/30)
AWSの方からお誘いいただき参加してきた小規模なカンファレンスです。目黒にあるAmazonの社内のホールのような場所で行われました。
内容としてはタイトルの通りで、AWSのAI系のサービスの導入事例などが聞けるというものです。
AWSのサービスは非常に多岐にわたるので、全容を把握している人はそれほどいないんじゃないかと思います。なので、「え、そんなサービスあったの?」とか「なるほどそうやって使うのか」といったような気付きがそこそこ得られました。
参加する価値がどうかについては、単純に興味があるかどうかと、会場である目黒のオフィスまでの移動時間を考えて判断するのが良いと思います。FiNCは有楽町にオフィスがありますので目黒はそこそこ近いため、今後も興味があるお題についてお誘いいただける機会があれば参加しようと考えています。
AWS Summit 2019(6/12, 13, 14)
タイトルの通り想像に難くないと思いますが、AWSのサービスについてのお披露目会的なイベントです。
ストリーミングも充実していますし、後から資料が手に入るセッションも多く、AWSからの情報発信は別の場所でも様々行われますので、現地に行くメリットはと言われると。。。
人工知能EXPOに同じく、これからAWSのを導入しようと考えている企業については、参加して色々な話を聞くということで参加するメリットがあると思います。
すでにAWSを使ってサービスを展開しているような企業としては、登壇させていただいたり、AWSの方のセッションの中で事例として紹介されたりするポジションを目指したいところです。実はFiNCは今回、SageMakerの利用例としてご紹介いただきました。
ただ、非常に規模の大きなイベントですので、行くとテンションがあがります。そのために行くのはありだと思います。
最後に
いかがだったでしょうか。
こういう情報は案外とどこにも落ちていないものなので、ある程度の需要はあるかなと思い、今回こうしてまとめてみました。
この記事を読んでいただいて、「お、これなら自分も行ってみようかな」とか「これは自分は行かなくても良さそうだな」といった判断の材料にしていただければ幸いです。
ただ、もしこの手のカンファレンスに行こうかどうか迷っているなら、行ってみることをオススメします。行けばわかるさ!!
では、本日はこのあたりで!
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