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わからない単語だらけの世界へ!

コーチングを始めて3ヶ月が経過した。

始めたきっかけは、通っているトリガー鍼灸院の鍼灸士の人の変化を感じたから。ありとあらゆる事象に対して、ポジティブな言葉を出すようになった彼に何が起こったのか?不思議で、そうしたらどうもコーチングを受けていたことが影響したっぽいということで、コーチを紹介してもらった。その前がネガティブだったわけでは決してないのだけれど、言葉の勢いや深さ、プロとしての矜持が変化してきたのだ。

もともと、コーチングには興味があった。20代の頃、体調を崩して仕事ができなくなった頃も説明など聞いてみたのだけど、しっくりは来なかった。あまりネガティブになっているときには効果ない。最低でも0地点にいないとコーチングは効かない。マイナスの世界にいるときはカウンセリングがいい。

そんなこんなで何となくその存在を気にしていたコーチング。今回は、約1年かけてコーチングを習えるところを探した。私にしてはすごく時間が掛かった。だいたいは、大きな組織の中でどう部下をモチベートしていくかという視点でプログラムされていて、なかなか個人を相手にコーチングしていくという観点でプログラムされていない。

スポーツコーチングという分野もあるくらいなのだから、個人でもできる人がいてもいいのに。みんな、組織に属さないとやる気って出さないものなの?

私のところに来るお客さんは、はじめとても緊張している。途中、それが解ける瞬間。

あれが何より好きな瞬間。

前向きに、自分を肯定しながら人生を歩むことを言葉で表現してくださる。終わったあとにメールを下さる方もいらして、とてもポジティブで前向きな言葉が綴られている。

「お金のことを勉強したい!」これは多くの人から聞く言葉だ。
お金はみんな毎日使っているから、本当は知っている。ただ潜在的に、深いところにいるからよく見えないだけ。だから、自信を持って未来に向かって生きてもらえるように、道に少し光を照らして見えるようにする。

クアラルンプールに夜中に着いたとき、ホテルまでのタクシーから見える風景は暗く、街もよく見えなくて、人の目も怖く感じた。初めての場所で暗くてよく見えないと、それだけで不安を感じるものだあのときの感覚を忘れることはないけれど、その後、クアラルンプールは住むことになり、人々の優しさに触れ、今でも大好きで安心して落ち着ける街になっている。

不安なんて、見えないから不安なのだ。

こんな仕事の内容に、やっぱりコーチングのテクニックは必要だと考えていて、習得せずともある程度できているのだとしても、具現化することが必要だと考えていた。

そんなときに知り合ったコーチ。

おもろいおっちゃんだ。

こちらがやりたい!と言っているのに、2回も意思を確かめてやっとスタート。(この時点で、私はイライラwww)

コーチングとは?

オートクラインを起こすこと

初めて聞いた言葉だ。オートクライン。何回出てきても自分に馴染む感覚のない言葉。オートクライン。

あまりにもわからなすぎるので、調べてみた。

生物・医学用語で「分泌された物質が、分泌した細胞自身に作用すること」を意味する。自己分泌。

わからん!!!!

ホルモンが作用するイメージとか、がん細胞が増殖して転移していくイメージでなんとかわかった気になる。でも、実際はエンドクラインとかパラクラインであって、オートクラインとは違う(らしい)。

でも、少しだけイメージはつかめた気がする。そこでもう一度見てみる。

オートクライン。自分が話した言葉(内容)を自分で聞くことによって、自分で考えていたことに気付くこと。

最初に「オートクライン」という単なるカタカナの文字列だったときより言語のイメージができている気がする。

こうやって、いくつになっても進歩できるのね、という小さな喜びを感じることができて、やっぱりやってよかったなと思える。このコースは15ヶ月。終わる頃には私ももっとバージョンアップしていたいな。

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