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窓用エアコンのメリット、デメリット

自分で取り付けができる窓用エアコンは、
設置場所の制限が少なく気軽に利用できます。

窓用エアコンはどんな場合の利用が向いているのか、
メリットとデメリットご紹介します。

■窓用エアコンの特徴

エアコンといえば、室内の壁に取り付ける
「壁掛けタイプ」のものを思い浮かべることが多いです。

エアコンは壁掛け以外にも「窓用エアコン」があり、
「ウインドエアコン」や「ウインドクーラー」と呼ばれています。

エアコンは通常、室内機と室外機の2つの設置が必要ですが
窓用エアコンなら室内機と室外機が一体になっているので設置が簡単です。

■窓用エアコンのメリット

エアコンの設置を考えたときに気になるのは、
取り付けに関する場所や金額ではないでしょうか。

窓用エアコンはコンパクトで、
壁掛けエアコンには無いメリットがあります。

ここでは、窓用エアコンを設置することのメリットを紹介していきます。

▽取り付けのメリット3つ

窓用エアコンは、取り付けに関して次の3つのメリットがあります。

①室外機が不要

室外機と室内機が一体の窓用エアコンは、
室外機を置く場所に悩むことがありません。

ベランダが狭い、マンションの通路側の部屋に設置しづらいなどで
エアコンの設置を諦める必要がなくなります。

②壁に穴を開けない

壁掛けエアコンでは、
室内機と室外機をつなぐホースを通すための壁穴が必要です。

窓用エアコンなら、窓枠に直接設置できるのでホース穴が不要です。
賃貸住宅などで、壁の穴あけができない場合にも気軽に使えます。

③設置が簡単

室内エアコンは、既定の窓枠であれば自分で取り付けることが可能です。

工事を依頼する手間と設置までの時間がかからないので、
購入した日から使うこともできます。

▽金額面のメリット2つ

また、窓用エアコンを利用することで、金額面でもメリットがあります。

①取り付けのコストがかからない

自分でも設置できる室内エアコンは、設置費用が掛からないのが魅力です。

引越が多く、そのたびにエアコンを取り外している方などには
自分で取り外しできるのはうれしいですね。

②比較的安価で購入できる

エアコン本体の金額ですが、同程度の広さに対応できる壁掛けエアコンと
比べると比較的安価に購入できるので、気軽に設置できます。

■窓用エアコンのデメリットと改善策

気軽に取り付けられるところがメリットの窓用エアコンですが、
コンパクトであるために向いていない使い方もあります。

ここでは、設置することのデメリットと改善できる方法をご紹介します。

①広い部屋に使えない

コンパクトな窓用エアコンは、
冷房なら50Hzの運転で4~6畳用のものが多いです。

広い部屋で使うにはパワーが足りないので、
子ども部屋など小さめの部屋での利用がおすすめです。

②音が気になる

運転中は「ON」と「OFF」を切り替えることで、温度調整をしています。
切り替えをするときにガタンと動作音がするため、
音が気になってしまう可能性があります。

「ゆっくり停止機能」や「静音タイプ」の機種も販売されているので、
50db以下のものを目安にして選ぶのがおすすめです。

③防犯の心配

窓枠に本体を常時設置しているため、
エアコンが稼働している間は窓を完全に閉めることができません。

そのため、防犯上の心配があるので補助錠が必要です。

機種や取り付け環境によっては
稼働中以外にも窓を締めることができないものもあるため、
購入前に自宅窓に適合する機種かどうか、
窓が閉められる構造なのかどうかを確認すると良いでしょう。

④電気代が高い

壁掛けエアコンは、インバーター制御機能がついているものが多く、
室内の温度によって運転を制御してくれるので電気代を抑えられます。

けれども窓用エアコンはインバーター制御機能がついていないので、
同じような条件で使用すると電気代が高くなることがあります。

冷たい空気は下へ、暖かい空気は上へ溜まりやすいので
扇風機やサーキュレーターを使用して
効率よく運転することで電気代を抑える効果が期待できます。

また、消費電力の低いものを選んだり
使用時間の少ない部屋に設置したりすれば電気代の負担も少なくなります。

■窓用エアコンの設置が向いている場合・向かない場合

これから窓用エアコンの購入を考えている方へ、
設置が向いている場合とむかない場合をまとめました。

購入の参考にしてください。

設置が向いている場合

  • すぐに使いたい

  • 引越しが多い

  • マンションなど、室外機の設置場所に困っている

  • 賃貸マンションなどで、壁に穴をあけられない

  • 小さめの部屋で利用したい

設置が向かない場合

  • 広い部屋に使いたい

  • 1日の使用時間が長い

  • 自分で設置するのに不安がある

■まとめ

窓用エアコンは設置の場所に制限が少ないので、
購入の候補に考えられることが多いです。

比較的小さい部屋での使用の場合や、
賃貸物件で壁の穴あけが難しい場合などでも
設置が可能なので気軽に取り入れられます。

窓用エアコンの設置は自分ですることができますが、
本体はそれなりの重さがあるので、安全に十分注意して行ってください。

もしも「使ってみたいけれど自分で設置するのが不安!」と感じる場合には、プロに設置をお願いすることもできますよ。

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