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夫婦で無理せず育児を楽しむ秘訣

時代は変わり、現代はママだけではなく、パパも育児に参加するようになりました。
今や誰もが知っている「イクメン」という言葉。
家事や育児を担う男性たちは、少しずつ増えているようです。

そんなイクメンたちの中には、家庭と会社の板挟みになってしまい、どうにも苦しい状態に陥っていると悲痛な声を多くうかがいます。

上司からは「もっと働け」と叱責され、妻からは「もっと育児しろ」と求められる日々にうんざり!そんなイクメンの苦悩に寄り添うことができれば、夫婦円満のご家庭が増えることでしょう。

イクメンが抱える苦悩!

イクメンとは、単純に育児中の男性というよりは、むしろ「育児休暇を申請する」「育児を趣味と言ってはばからない」など、積極的に子育てを楽しみ、自らも成長する男性を指します。
実際には、育児に積極的に参加できていなくても、将来的にそうありたいと願う男性も含まれるようです。

出勤前に子どもを保育園に送り、帰宅後は子どもをお風呂に入れて、夕食の後片付けをする。
妊娠・出産後も仕事を続ける女性が珍しくない現代では、家庭のなかで「パパに求められる役割」も変化しているように感じます。

育児に積極的に参加するイクメンが当たり前になってきた一方で、慣れない育児のストレスに追い込まれ、孤立してしまうパパたちも増えています。
誰にも悩みを相談できず、辛い気持ちを抱えているお父さんも多いのではないでしょうか?

また、お母さん自身も育児と家事と仕事で大変になっていれば、気持ちに余裕がなくなり、お父さんの辛い気持ちに気づいてあげられない時もあるでしょう。
そもそも、お父さんが弱音を吐かないケースもあります。
このような問題が深刻化すると、夫婦仲が悪くなり、子育てにも大きな影響を与えるでしょう。

夫婦が無理せず育児を楽しむことができれば、それ以上の幸せはありません。
イクメンがどのような苦悩を抱えているのか理解して、家庭円満を目指していきましょう。

苦悩と本音

子育て、仕事、家事、小さな子どもを持つ世代の夫婦は、時間的にも体力的にもハードな毎日を過ごしています。

「理想の父親でいたい」と思い、お父さんも家族の期待に応えようとしますが、理想と現実の違いに悩み、ストレスを抱えている男性は増えてます。そんなとき、パートナーとの関係性のよし悪しは精神的ストレスに大きく影響します。

「イクメンブルー」という言葉も聞かれるようになってきた昨今、イクメンはどのような悩みを抱えているのかみていきましょう。

1.妻の不機嫌が最大の苦悩

どの夫婦にも起こり得ることですが、パートナーが不機嫌でいることほど気が重くなりませんか?

多少おっちょこちょいでも常に機嫌がいい妻の方が一緒にいて楽です。不機嫌でいられることほど厄介なことはありません。

小さな子どもを持つお母さんは、他人との接点も少なく、子どもから離れる時間もほとんどないので、気分転換する時間が持てません。ずっと同じ環境にいるとやはり気分転換しにくいし、たまったストレスを発散するのも難しいでしょう。

その反動からか、仕事とはいえ自由に外の世界を飛び回っている夫の立場がうらやましく感じるようになります。

さらにストレスがたまってくると、子どもに振り回されず、自分の立てた予定どおりに毎日を過ごしている(ようにみえる)夫にイライラするようになってきます。

その結果、「家にいる時くらい子どもの世話をして!」「なんで言った通りに家事ができないの!」など、夫に対して命令口調になっていたりしませんか?仕事から疲れて帰ってきても、鬼の形相で妻から、愚痴やダメ出しをされ続けては夫の居場所はなくなってしまいます。

共働き世代が増えている現代、家事や育児ももちろん大変ですが、イクメンは、不機嫌になりやすい妻を気遣う苦悩や不機嫌になったときにご機嫌取りをする苦悩をなにより抱えています。

2.家事・育児をどんなに頑張っても認められない

イクメンは限られた時間で家事・育児をとことん頑張ろうと切磋琢磨しています。

しかし、家事や育児をどんなに頑張っても妻からの100点満点はもらえません。妻を少しでも休ませたいと思い、休日家族サービスをしても「当たり前」だと言われてしまえば、なんだか寂しい気持ちがします。

仕事との両立を頑張って家事・育児にどんな奮闘しても妻を超えられない。それでいて頑張りも認めてもらえないというのは、育児や家事をする上で、モチベーションが下がります。

妻には労いの言葉や感謝の言葉をいくらかけていても、自分にはなかなか返ってこないのは虚しいものです。

3.愚痴を言える相手がいない

イクメンは、ストレス解消の機会がほとんどありません。せいぜい職場の同僚と飲みに行ったときに愚痴る程度でしょう。

「パパ友」との交流も少なく、身近の人に気軽に相談できる環境も少ないことも現状です。

友達に話すと言っても、イクメンが頻繁に友達と会うことなどできません。なぜなら、妻を残して遊びに行くのはとても気が重いからです。

母親よりも、父親の方がストレスを吐き出す場所が限られています。愚痴を吐く相手のいない苦悩は、女性にもわかってもらいやすいでしょう。

4.とにかく時間もお金もない

自由なお金や時間がないと悲痛な叫びを訴えるイクメンは多いです。

まず自由な時間ですが、妻はとにかく夫には早く家に帰ってきてもらいたいと思っています。

なぜかというと、「一日家事と育児をしてるから早く解放して!」という、悲痛な思いを理解してほしいからです。

イクメンは、平日は仕事が終われば、寄り道もせず直帰します。そして家に帰ればイクメンとして家事と育児をこなします。ゆっくりできるのはせいぜい家族が寝静まってからでしょう。

次にお金ですが、お小遣い制の世帯が多いので、ストレス解消で散財することなど夢のまた夢の世界です。

お金に余裕がないのであれば、自由な時間くらい与えてあげないと息ができなくなってしまいます。

夫婦で助け合うコミュニケーションの方法

イクメンの苦悩を理解した上で、夫婦で助け合うためにはどうすればいいのか、具体的な方法をご紹介します。

日々の日常を振り返ってみて、夫婦のコミュニケーションがとれているのか改めて考えてみましょう。

夫婦は「仲のいい他人」だと思って接する

夫婦関係をよくするコミュニケーションの基本は「夫婦は他人と思う」ことです。

もちろん家族ですが、「家族が相手なんだからぞんざいに話していい」という甘えや依存がでてきます。

「この人は私のことを愛してくれる、許してくれる。何も言わなくても、私のことをわかってくれる。よほどのことをしても私のことを簡単には捨てない」という思い込みがあるのです。

結婚して夫婦になっても、結局は他人です。大人同士、相手をきちんと他人として敬い、気遣うことで居心地の良い関係を築くことができます。

一緒に生活をしていく上では、お互いが明るく気分よく過ごせるコミュニケーションマナーが大事です。「いつもありがとう」「ごちそうさま、おいしかったよ」という言葉かけを大切にしましょう。

人の家族観は多種多様です。「家族ってこういうもの」の「こういうもの」が人によって大きく異なります。
家族とはなんでも許し合い、助け合うもの」と思っている人もいれば、家族とはいえ「個々の独立した人間、お互いに干渉すべきでない」と思っている人もいます。

もちろんそこに正解・不正解はありません。だからこそ、「夫婦は仲のいい他人」思っておくぐらいでちょうどいいのです。

「父親も等身大の自分で育児を楽しむべき」

完璧な父親、母親なんてこの世にいません。みんな失敗や後悔があるからこそ、子育てに興味関心をもちます。

父親はただのお手伝い係ではありません。父親になるべくして、あなたが家庭を支えています。お父さんがいるから、お母さんは笑えるんです。お父さんがいるから、子どもは心から笑えるんです。

お父さんの存在はとても大切です。自信をもって、これからも積極的に育児や家事に取り組んでくださいね。

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